C302CAのポートは次の通り。
USB Type C × 2
音声・録音用ステレオミニジャック
MicroSDカードスロット
これを見るとC101PAにはあるのに、C302CAにないものがわかります。
USBのTYPE Aスロットがそれです。
C302CAのUSBスロットは左右のサイドに一つずつ、合計2つあります。
ただしいずれもTYPE C。
ちなみにこのポートは充電用のACアダプタ用ソケットも兼ねておりまして、左右どちらでも使えます。
レイアウト上、都合のいい方に挿せるので大歓迎です。
C101PAの場合、左右の選択肢はなく、手前か奥か、というチョイスでした。
電源コードが手前に来るとかちょっとありえないのでC101PAの場合は奥側が電源ポートでほぼ決まりでしたが、C302CAはその点で柔軟性が高いと言えるでしょう。
このType Cですが、徐々に増えてますね。
そしておそらく今後はこれが主流になるはず。
だってType Cを除く他のUSBコネクタって、すべて差込口の方向が決まってますよね。これが地味に使いにくいというか、USBデバイスを挿入する度に、結構小さなストレスが蓄積されていっている感じ。
こんなのユニバーサルデザイン的にアウトですよね。
なのでType Cバンザイ! な私でございます。
とはいえ、実際問題としてはまだまだ主流は既存のもの。
本体側で言えば、TYPE Aがそれですね。
そもそもユーザー側がType A。つまり手持ちのUSBデバイスの殆どがまだTYPE Aのはず。
私も例に漏れず、です。
考えてみるとTYPE Cにつなぐデバイスなんて、私はACアダプタしか持ってない気がします。
そんな私がとりあえず欲しいのは、カメラの画像吸い上げ用SDカードリーダーです。
早速AmazonでType C用のポートに挿せるカードリーダーを探したのですが、意外にもこれといったものがありません。
私の探し方がヌルいだけかもしれませんが、ヒットするのはカードリーダー機能を含んだコンボタイプのものばかり。
私としてはそういうツーマッチなのはいいから、シンプルなカードリーダー単機能ものがほしかったのですが……。
でも、ここは駄々をこねずにあきらめました。ないものねだりは時間のムダです。
というわけで作戦変更。
手持ちのもので賄うことにしました。
それにはどうしても変換アダプタが必要になります。
これは戦略的撤退です。
この手の変換アダプタは嫌いなのですが、変換アダプタさえあれば手持ちのものを無駄なく使えるのです。
今はまだその時ではないのです。
現実を見て妥協することこそ、勝利への近道と言えるでしょう?
そういうわけでType CからType Aに変換するアダプタをチェック。
これはもう、あっという間に見つかりました。
値段がリーズナブルだと思ったのと、今ポチれば当日届くというのでコイツを買ってみました。
【Rampow USB Type C to USB 3.0 変換アダプタ】です。
嘘偽りなく当日に届いたので、早速手持ちのUSBメモリを接続しました。
結論としては、問題なく使えました。
あっという間に認識し、USBメモリ内部のファイルを見ることが出来ました。
認識なども「ドライバを読み込んでます」なんて言って待たされるWindows PCなんかより1000倍も早いです(速度は私の感覚対比なので、保証はしかねます。あくまでも参考程度にとどめておいてください)。
USBメモリがオッケーならば、と今度は本命のUSBカードリーダーを装着。
こちらも特に問題なしです。
調子にのってカードリーダーとUSBハブのコンボハブを装着してみましたが……。
なんの問題もなく、さっくりとSDカードとUSBメモリとマウスが使用可能でした。
つまりバスパワーのUSBハブもちゃんと使えます。
ちなみに、Chromebookがストレージ系を認識すると自動的にファイル閲覧アプリが立ち上がります。
エクスプローラーが立ち上がるWindowsと似た感じですね。
そんなわけで、現時点ではC302CAの運用には、このUSB TYPE C → TYPE Aアダプタは必須かと。
アダプタ部分が無様になりますが、
接続部分をじっと見続けるわけでもありませんし、現実を受け入れるという精神修養にもなりますので、素直に変換アダプターを使うことをおすすめします。
ブログにはスマートフォンではなく、カメラで撮ったリッチな画像を貼り付けることの多い私にはカードリーダーは必須。
C302CA本体にはMicro SDカードスロットはあるものの、私のカメラはすべてSDカードですし、そもそも本体のカードスロットには拡張ストレージとしてMicro SDカードを挿した状態で運用したいですしね。
まあ、実際には家でのみ使うのであれば、カードリーダーなど必要ありません。
効率の良い運用を考えるなら、画像処理はデスクトップのMacで快適にやっておいて、出来上がった画像はGoogle Driveなどのクラウドストレージで同期しつつ運用すればいいわけですから。
私の場合は旅先や、外で作業をする場合の手段、ということになるでしょうが、せっかくサクサク動くChromebook C302CAなのですから、一台である程度のことをこなしたいという方もいるでしょう。
わたしもそのうちデスクトップPCなどという全時代的なデバイスとはお別れするかもしれません。
そういう場合は単機能ものではなく、コンボタイプが便利なのではないでしょうか。
写真のコンボハブはGPD WIN2のおまけ品ですが、さっくりと使えました。
これを持ってすべてのコンボハブが使えるかどうかは不明なので、そのへんは自己責任でお願いします。
個人的にはC302CAのI/Oとして搭載されていないHDMIポートの変換ものが使えるのかどうかが気になるところです。
今の所必要性というか私には需要がないのでアレですが、そのうち試してみたいと思います。