先日、7月分の電気代が判明しましたので、前回に引き続きガス併用だった去年との光熱費の比較を。
・7月分
2017年(従量電灯A 電気+ガス):26370円(電気 23567円+ガス 2803円)
2018年(はぴeタイム 電気のみ):16317円
差額:10053円の節約
ついに1万円以上の差がついてしまいました。
7月分から関西電力の電気料金が多少値下がりしたことも関係していますが、今年は去年より気温が高い日が多く、エアコンの稼働率は上がっていると思われます。更に言えば去年はリビング用エアコン1台でしたが、今年はリビング用エアコンは2台体制になっています(トビラ写真のソレ×2台)。
オール電化の場合、電気代がピークを迎えるのは真冬だと思われますが、金額ベースで見る限り、現時点ではオール電化は家計に優しくて大助かり、という感じです。
今年、つまり2018年の6月には「北大阪大地震」、7月には「平成30年7月豪雨」の影響で、マイホームタウンでもガスの供給が止まる日がけっこうありました。
一方で電気はほとんど影響なし。
もちろん停電はありましたが、復旧にたいした時間を要していません。
つまり、これだけを引き合いに出せば「電気最高!」と言うことになります。
そもそもガスや水道のように目に見えて手で触れる?物理的な「ブツ」を運ぶには、当然ながら「物理的な空間がある管」を用意する必要があります。
そしてガスや水が通るその「管」は当然ながらそれなりの容積と質量を伴うわけです。
何がいいたいかと言うと、電線と違って電信柱などに吊り下げて空中を這わせるわけにはいかないのであります。
いきおいそれらは地下に埋められるのが普通です。
まあ、最近は電線も「管」を使って地中に埋められる場合も多いですが、まあそれはそれとして。
つまり地中にある物理的な「管」ですから、大雨やら地震やらという災害に弱いのは構造的なものでそれはもう「仕様上仕方のないこと」なのです。
一方で手で見て触れる物理的な「モノ」とはいい難い電気は「管」を通す必要がなく「線」で済みます。そしてその「線」の多くは地上に露出しています。
そして電線はもともと冗長性をもたせて張り巡らされている関係で、一部が断線しても迂回するなど経路を変更して「電気」を流すようなことが簡単にできる仕組みになっています。
破損した「線」も「線」をぶら下げている「柱」も、多くは地上に露出している関係で、地中にある「管」に比べると、補修は相対的に容易です。
現実に最近の二回の災害において、通勤の足の乱れを除けば我が家はまったくもって普通の生活を送っておりました。もちろん、風呂やシャワーは毎日好きな時に浴び放題、湯船にもつかり放題です。
もっとも「管」である水道が問題がなければ、ですが。
そういうわけで、現時点での私の評価は「地震や気象災害時に強いのはオール電化住宅じゃね?」と考えております。
★オール電化については反対視する意見も多いので、興味のある方は私の例を鵜呑みにせず、反対派の主張もチェックすべし。