☆日米のEggs’n Things、あのパンケーキに果たして違いはあるのか？

我が家のすぐ近くにできたので、そのうち行ってみたいな、って思っていたEggs’n Things ららぽーとEXPOCITY店

いや、できてからどれだけ経ってるのかっていう話なんですが、いつも長蛇の列なんですよね。
列に並ぶのは納豆より嫌いなエセ関西人の私なので「あ、今日もムリか」という感じでスルーしておりました。

そして先日、具体的には6月23日土曜日。
6月18日の大阪北部地震の影響でしばらく閉店していたショッピングモール「ららぽーとEXPOCITY（エキスポシティ）」がその日から「一部オープン」するということで、朝からでかけたわけです。

同じく地震発生からずっと、まともに動いていなかった大阪モノレールもその日から全線正常運転再開というこで。

いや、以前は歩いていける距離に住んでたけど、引っ越してから不可能になったので普通にクルマを出しただけなんです。
大阪モノレールは一切関係ありませんでした、すみません。(^_^;
※ちなみにその大阪モノレールは、翌日の日曜日にまた始発から全線運転見合わせ状態になりましたとさ。

「頑張れ、大阪モノレール」

地震によるEXPOCITYの被害は、聞くところに依ると天井の一部が落下してショーウィンドウが少し割れたくらいで日本一の高さを誇る観覧車、OSAKA Wheelなどは被害なしだったもよう。
なのになんでずっと閉店していたのかというと、要するにずっと運休していた大阪モノレールが従業員の足だった事が大きく影響していた模様。
もちろんあそこまで大きな施設、大勢のお客が押し寄せる場所なので、安全性に関するチェックなどにも時間がかかったのでしょうね。
ちなみに6月27日現在、まだ再開していないところもけっこうあります。

さて、話は戻ってEXPOCITY。
用事を済ませた我々が、通りがかりにEggs’n Thingsの方を見ると、ほとんど並んでいないではありませんか。
具体的には2組。
まだお昼前だったのと、長い休業明けということで客の出足が少し遅いのかもしれません。
思い返してみるとEXPOCITY内の移動があんなにスムーズだったのは初めて。つまり午前中はいつもの土曜日と比べても客がかなり少なかったのでしょう。

そう言えば駐車場もまだガラガラで、いいところにすんなり駐められたのでした。

「二組か」

二組とは言え並んでますからね。
並んでまで入るのか？　と考えているうちに店から出る客がありました。
それを見た私は葛藤の末、列に並ぶ事を決断しました。

「今日は千載一遇のチャンスなのかもしれない」

そう思ったのです。
もう二度とそんな日は訪れないかも……。

大げさですが、それほど並ぶのが嫌いなんですよね。

Eggs’n Thingsは本店とワイキキ店にはよく行きますが、日本のEggs’n Thingsに入るのは初めてです。
なので日本の店にはずっと行ってみたかったんです。

京都の四条店なんかは時々店の前を通ってますけど、一人で入るのはアレ、というか同居人と一緒に行くことが目的なのでなかなかチャンスがありませんでした。

 

まあ、次回から食べたいメニューが出たら予約して行くことにします。

 

ということで、私が知っているのは本店（サラトガ）とワイキキビーチ店（ワイキキビーチ　エグスプレス）だけなんですが、そもそもの興味は「あのパンケーキは果たして日本向きにローカライズされているのかどうか？」という一点だったりします。

要するにあのいわゆるひとつの「インスタ映えねらいのパンケーキ」が、ハワイイのそれと日本のとではどう違うの？　あるいはおんなじなの？

実は私、ハワイイのEggs’n Thingsではパンケーキ頼んだのは最初の一回だけ。あとは食事系しか頼んでないのですよ。
つまり私の中では「Eggs’n Things＝食事の店」、つまりスイーツ（パンケーキ）の店という認識が薄いのでした。

まあ、同居人が頼んだフレンチトーストが「すみません、売り切れでした」というイベントで終了したので、だったら、ということで違いをチェックするべくシンプルなストロベリーに生クリーム、マカダミアナッツ載せを頼んだので、結果として比較できました。

先に結論からいいましょう。

予想はしていましたが、やはり日本のはデコレーションが丁寧です。
イチゴ（軽めのコンポートになっていると思われる）がきちんと配列されているし、パンケーキの形や焼き色も揃っていて丁寧に重ねられている。
何より生クリームの見た目のボリュームは日本のほうが上だし、見た目が繊細で美しい。
これはもう、別の店のパンケーキです。

味もまったく違いますね。
特にパンケーキ。
ハワイイのEggs’n Thingsで出されるパンケーキは、もっと分厚くてふわっふわで軽め。
EXPOCITYの店のパンケーキは薄めでふわふわというよりモチモチっとした食感でやや塩味が強い。なのでもちもちしていますが重い感じはしません。

生クリームも日本の方がかなり軽い。
更に言えば3種類あるソース（シロップ）も全部味が薄い気がします。特にメープルシロップとグアバシロップ。

なので見た目と違ってあっさりした食べ心地。
ハワイイで有名なEggs’n Thingsのパンケーキというよりは、日本のパンケーキチェーン店の一つのオリジナルパンケーキと考えたほうが良さそうです。

ちなみにどちらが美味しいとか上とか下とかいうのは難しい。
2つは別もので、どちらも基本的に美味しいので。

個人的には値段が安くてスタッフの愛想もいい（これはその時に依りますがね）し、チップは不要の日本の方が総合評価が上かな、という感じ。

やっぱレストランは面倒のない日本がいいよね。
ハワイイだとメニューに書かれている値段の1.2倍くらいを考えないといけないので、外食は本当に高くつきます。

まあ、Eggs’n Thingsは夕食に使うレストランとしては安い店なので助かっているのですが……。
更にEggs’n Thingsはテイクアウトできるので、チップも払わなくていいしね。

 

という感じです。
蛇足ながら私が頼んだ「本日のオムレツ」についても少し。

「濃厚クリームシチューのパンケーキ」だったような気がしますが違ってたらすみません。
付け合せはライスとトーストとポテトから選べます。私はポテトを頼みました。

Eggs’n Thingsのオムレツはホノルル含めて初めてでしたが、これも日本オリジナルなんでしょうかね。
というか、これはオムレツなのかなあ。
まあ、オムレツっていうのもなんというか懐が広いメニューですよね。

いわゆる流行りの「ふわとろ」系ではなく、もはやこれはただの「卵焼き載せシチュー」。
ポテトとベーコン、キャベツが入ったクリームシチューの上に、「つ」の時型になった完全に固まった卵焼きを載せているだけ。で、ベイクドポテト。