☆【2018 ホノルル・センチュリー・ライド】HCR 2018への道 Ⅴ ◎3

梱包と現地での運搬について

HCRの旅行準備で一番面倒なのがバイク(自転車)の梱包作業です。
そして空港までの輸送経路の確保。
これは逆説的に考えることもできます。
輸送経路に合わせた梱包とでもいいますか……。

このあたりについては、参加される皆さんはそれぞれ工夫をこらしているのではないでしょうか。
なお、パッケージツアーの場合は、自宅から空港まで運び込めれば、ホテルまではツアーサービスが全ておこなってくれますので何も考える必要はないと思われます。
この点でもHCRに参加するにあたっては圧倒的にパッケージツアー利用が楽ちんなのです。
何しろ個人手配の場合、空港で梱包されたバイクを受け取ったあとは、自力でホテルまで運ぶ必要がありますからね。

今回は個人手配した我々の、自宅からホノルルの宿(ホテル)までのバイク搬送の実際を書いておこうと思います。

◎梱包について

我が家は2台とも輪行ボックスではなく、イタリアのシーコン社が作っているエアロ・コンフォート2.0 TSAというソフトタイプの輪行袋を使用しています。

もっとも、初めて参加した2016年は、一台がシーコン、一台がダンボール製の輪行ボックスでした。
これはシーコンのエアロコンフォートを二台分用意できる予算がなかった事が主な理由です。
追加の理由としては、ソフトタイプのシーコンとダンボールのボックスとでは使い勝手や搬送時の安全性(堅牢性?)を比較してみたいという考えもありました。
その心は、ダンボール製の輪行ボックスで充分なら、輸送コストが大幅に下がるからです。
そしてダンボールの輪行ボックスでオッケーということになれば、シーコンは売り払えばいいわけです。
コスト以外には収納スペースの問題があります。シーコンは「袋」とはいえ、畳んでも相当にかさばります。ボクシングの練習で使うサンドバッグくらいの大きさがあるんじゃないでしょうか。
いえ、サンドバッグのちゃんとしたサイズなんて知りませんけど、小柄な女性ひとり分くらいの容積が必要なんですよ。で、そんなに場所を取る物体が本領を発揮する(つまり使う)のは年に1度きり。
あとはずーっとスタンバイしているわけで、貴重なスペースをただただ専有するのみ。
つまり、いわゆるうさぎ小屋的な狭い生活空間(というか収納空間)がスタンダードな日本の庶民の住宅事情に対して、シーコンのエアロコンフォートという輪行袋はそうとうアンマッチなシロモノだと思うのです。

翻ってダンボールの輪行ボックス。
HCRから帰ってきたら、資源ごみの日に出せばOK。収納スペースは皆無。実に後腐れがない。

そういうわけで、使い心地を確認するためにとりあえず一台分を購入し、二台目はダンボールの輪行ボックスにしたのでした。

◎シーコンとダンボール、使い比べた結果

「ダンボールの輪行ボックスとか、やってられるか! ヽ(`Д´#)ノ 」

あくまでも個人の感想です。
あと、私がチョイスした輪行ボックスの問題でもあります。

○ダンボール製輪行ボックスの種類

いくつかあります。
主に3辺の大きさの違いで、大まかに2種類に分類されます。
三辺の合計が203cm以下のものと、そうでないものです。

2018年6月現在、国際線に無料で積載できる最大サイズが3ぺんの合計が203cmとなっています。
これに合わせたサイズの輪行ボックスがまずは基本になります。
しかし、私はこれを真っ先にパスしました。
理由は「やってられない」からです。
なぜって、「バラす箇所が多すぎる」からです。
そりゃ、3辺の合計を203cm以内にするんですからいろいろとバラさないと無理ですよね。

有名どころのBTBさんのサイトをチェックするとわかるのですが、このサイズの輪行ボックスは前後輪は当然として、ハンドル、サドル(シートポストから)、ペダルはおろか、リアディレイラーまで外す必要があります(フレームサイズ含め、バイクにもよるかもしれませんが)。
なのでBTBのサイトにはわざわざ赤文字でこう記されています。

「ディレイラーまで組める方に限定されます」

そう、このサイズの輪行ボックスは「シロウトさんお断り」的なものなのです。
私自身はむろんディレイラーの取り付けや調整くらいできます。
できますけど、手は汚れるし、そもそもそんなこといちいちやってられませんヨ。

パス。
大いにパスです。

と、余裕ぶっこいてパスできるのにはわけがあります。
それは「JALでHCRに参加する場合は、特例として最大サイズが緩和されている」からです。
前回のブログにもちょっとだけ書きましたが「無料搬送」とわざわざあるのは、203cmを超えて、本来は有料枠になってしまうサイズでも無料にしますよ、というサービスなのです。

HCRにJALで参加するわけなので、ここは思いっきり甘えましょう。
あくまでもHCRだけの特典です。ANAとか他社の事はすみません、知りませんしあんまり知りたくもありません。
HCRに参加するならJAL。
JALが協賛している間はシンプルにこれでいいと思います。
バイクを持参せず、現地でレンタバイクを使う場合はハワイアン航空でもANAでもLCCでもなんだっていいと思いますけど、私は「愛車」で参加してこそだと考えている派なので現地でレンタバイクとかありえません。
苦労してでも持っていきますとも。
苦労してでも……なんですが、とはいえ苦労はできるだけしたくないのが本音です。
つまり、拡張された最大サイズ内で、できるだけパーツを外さないで梱包できる輪行ボックスを探しました。

○3辺の合計が302cmまで

高さ117cm、長さ145cm、幅40cm。
これがHCR期間の特別枠の上限です。
通常の203cmを逆さにしたら302cmだったので、それでいきました、みたいな?

真相は知りませんが、わかりやすいですね。
ということで、このサイズまでなら何でも?オッケーと考えてものぐさな私が探しだしたのが、1390X390X790(mm)、3辺合計が約260cmというサイズの輪行用ダンボールでした。

「格安ダンボールのMAX」がAmazonで販売しているダンボールで、BTBなどに比べても「格安」でもなんでもありませんが、多少はお安いです。

こちらは前後輪とサドル(シートポスト)を外すだけで梱包できました。
ただし、それでも土台部分の補強にかなり手間がかかりました。
動かないようにするのにフレームや隙間に緩衝材を入れる、巻く、等々、自転車をバラす以外の作業に膨大な時間と手間がかかります。
これは203cmタイプでも同じなので、ダンボールを使用する場合は、「箱に入れてはいオッケー」ではないということを理解し、主に時間余裕を持って梱包作業をすることを強く推奨します。
翌朝出発なのに前日の夜に梱包するとか、やめておいた方がいいと思われます。

この梱包作業をしている時に既に答えは出ていたように思います。
なぜって「帰る時」つまりホノルルを出発する際に同じような作業をする事を考えるとそりゃもう「うんざり」だからです。

商品自体には問題はなく、手間とコストのバランスでダンボールをチョイスされる場合、この商品はしっかりしていておすすめできます。
有名所の製品と違い、全く無地のダンボール箱なので、輸送時の「天地無用」とか「こわれもの」だとか「自転車だぜ」などというピクトを自分で用意するなど、自転車を梱包する以外の手間が発生する点です。
でも、ポジティブに考えるとアイディア次第で「痛」輪行ボックスなどのベースとして優れているのではないでしょうか。

私も実はちょっとだけ考えましたが、悪目立ちしたくないのでやめました。

○シーコン エアロコンフォート2.0の場合

・2.0と3.0

我が家で使っているのはScicon AeroComfort 2.0 TSAというもの。
ただし、既に3.0が発売されていて、現行品は3.0になっています。
今から買う人は3.0がおすすめ。
理由は「ディスクブレーキ車(というか、スルーアクスル)対応」だから。

「オレは絶対ディスクブレーキのロードレーサーなんて買わない」と心に決めている人は勝手にすればいいと思いますが、長く使えるものですし最新版の方がいいと思います。
2.0だと旧版なので安く買える可能性がありますが、例えば差額が二、三万円だとして、それをケチってディスクブレーキロードに対応していなかったなんてことになるよりいいんじゃないでしょうか。

新型は他にも固定台が刷新されてチェーンの引っ掛けができるようになっていたり、リアディレイラー部分のガードが強化されていたり、キャスターが新型になっていたりとさすがVersionが1上がっただけのことはある進化っぷりなので、これから買うならマジ新型おすすめっス。

ちなみに国内正規品の3.0の定価は79,000円(税抜き)です。
海外通販だともっと安く買えると思いますが、ちょっとしたパーツの不具合なんかがあっても海外通販だとそれだけでいろいろと面倒ですので、私個人としては安心の国内正規品をおすすめしておきます。

モデル名にTSAとそうでないものとがありますが、TSA対応のナンバーロックや登録しておくとロストした荷物が見つかる(かもしれない)というトラッキングサービスなどのおまけの差。バッグ本体は全く同じものなので価格差を考えてどちらかを選ぶといいと思います。
まあ、TSAロックとかしないほうがいいと思いますし(TSA対応でもけっこう壊されますし、壊されても文句は言えない事になってます)、トラッキングサービスなんて屁のツッパリ程度の役にしか立たない(ような気がします)ので。

・使い勝手

2016年の私のブログには「天国的に楽ちん」「10分かからない。慣れれば5分」とまで書かれていますので、そりゃもう天国と地獄ですよ、ダンボール梱包とのストレス差は。

★ホノルル・センチュリー・ライド(HCR)2016に参加した感想 ~その2 ~
準備・装備について~(初出:2016/10/03) HCRは一度参加すると「来年も走ろう」って思う人が多いようで、日本人のリピーター率がけっこう高いように見受けられます。 だいたい、スタート待ちで「でかい態度」をとっている人とか「でかい声」

簡単なフレーム緩衝材から、サドルカバーもついてますしし、頑丈なテープでギチギチにテンションかけて固定できますので「中でがたがた動かないようにする」事なんて考える必要もありません。一応ソフトバッグではありますがいわゆる輪行袋みたいに薄い布切れ一枚的なものではなく、生地は薄い布団のようなものなので、衝撃吸収力はそれなりにあります。そして土台にバイクは固定されるのでカバーとバイクが当たる、つまり凸った部分には補強がされていたりと、たぶんただのダンボールよりはよほど衝撃に強いんじゃないでしょうかね。

分解は前後のホイールを外すだけ。
強いて言えばチェーンのテンショナーを工夫する程度でしょう。
本当に楽ちんです。

「一回しか使わないかもしれないのにあの価格はちょっと厳しい」と思う人はレンタルしているショップもありますので探してみましょう。
同じことを考えている人は多いと思われますので、直前に思いついてもまずムリ。
予約するなら早めにしましょう。

ちなみにホノルルの空港で見る限り、ダンボール製輪行箱よりシーコンの方が多い、というかシェアはナンバーワンのような気がします。それも2016年より2017年の方がシーコン率がかなり高いと思いました。

◎空港まで運ぶ手段

業者を使って集荷してもらい、空港で受け取るというサービスがあるようですが、私は利用したことがないのでそのへんの詳細がわかりません。
実はパッケージツアーにもそのあたりは詳しく触れられていないんです。
「各事業者に問い合わせろ」
的な案内文があるのみ。

つまり自宅から空港までのバイク搬送が実は最もハードルが高いのではないかと思われます。
去年から宅配便業者がサイズの上限を儲けていて、そもそも自転車輪行箱サイズは取り合ってくれなくなりました。唯一佐川急便が飛脚ラージサイズ宅配便という名前で260cm以内であれば配送してくれるようですが、最低料金が6000円くらいなので、これを基準にして考えると、宅配業者を利用した搬送はけっこうなコストが掛かるのではないかと思います。

そういうわけでめんどくさがりの私は宅配サービスを使うことはハナから諦め、クルマで運ぶ事にしました。

○クルマで運ぶ際の注意点

これはもう、クルマのラゲッジサイズです。
当然ながら自転車2台(我が家の場合)、スーツケース、その他荷物が全部載る事が大前提です。
ある程度のサイズがある1ボックスタイプのいわゆるミニバン(名前の由来をわかっちゃいますが、大きいのにミニという名称がついているのがどうにも違和感がありますな。現行のBMWのミニが全然ミニじゃないってのとはちょっと違いますが)と呼ばれる車種なら全く問題はないでしょうが、ワゴンやハッチバックタイプ、SUV系のクルマだとそれなりの大きさがないと、3辺合計260というダンボールは2つ載らないと思われます。
1ボックスタイプならダンボールなんて立てて乗せられるでしょうし、二個くらいは余裕でしょう。

何がいいたいかといいますと、もしダンボール輪行箱で行くというのなら、買う前に自分のクルマのラゲッジサイズはきちっと計っておきましょう。
注意点は「リアゲートが垂直ではない」事を考えることです。
床のサイズだけ計って「ギリだけどオッケー」なんて思っていると、ラゲッジに淹れたけど、リアゲートが閉まらないなんてことになります。
当日クルマに積み込んで「載らなかった」ではシャレになりません。
レンタカーを借りるにしろ、時間(とカネ)の余裕が必要です。
それがなければその時点で参加自体に赤信号が灯ります。
一人だけならまだしも、これが彼女や夫婦で参加なんてパターンだと離婚の危機に瀕しますね。
離婚は大げさでも諍いになることは目に見えてます。

「なんで予めちゃんとチェックしておかなかったのよ!」
「今更そんな事言われても載らないものは載らないだろうが!」
「だいたいあなたはいつもそうなのよ。この間だって(以下略)」

的な?
まあ、載らないものは仕方ありませんから、もしそうなった場合は諦めて箱からバイクを出して、ダンボールは畳んで、それぞれ別々に乗せればなんとかなるのと思われます。
その状態で搬送して、空港についてから改めて梱包するしかありませんね。
いずれにしろ時間がかかりますので、時間に余裕が無いとこれも×です。
あと、焦ってスピードを出したりしないようにしましょう。

我が家のクルマは世界的には「コンパクトSUV」にジャンル分けされていますが、日本ではミドルサイズ。
同サイズのSUVの中では荷室の形がスクウェアな方なので「超余裕じゃね?」なんて思っていたのですが、実際は「なんとかオッケー」と言う感じでございました。
ダンボール輪行箱が2個だと2つあるスーツケースのうち、1つは入らなかった気がしております。
スペース的には手荷物関係ならばまだまだ相当入るだけの余裕はあるのですが、ある一定の容積をもつ大型のスーツケースなどがもう一つ増えるとヤバいくらいの感じと言えばおわかりいただけるかと。

私はここで「次回(がもしあったら)素直にシーコンのエアロコンフォート2つにしよう」と決心したのでした。

◎バイクを梱包する時の注意点

一般的な注意事項です。

○大原則は「バイク以外のものを一緒に梱包しない」

JALからの「読んどけよ」的注意事項にそう明記されていますのでこれを守るのがベースラインです。
あとは空港で中身をチェックされた時に「これはダメです」って言われても対応できるようにしておく事でしょうか(開梱されてチェックされます)。
つまりバイク以外に何かを入れるのであれれば、自己責任?で、ということです。

私は「自己責任」で、バイク以外に次のものを一緒に梱包しています。

・フロア型の空気入れ(フレームにくくりつけている)
・シューズ
・ウエス

ヘルメットは入れないほうがいいです。
どこでどうぶつけられるかもわかりませんからね。
頭を守ってくれるものですから、ヘルメットはスーツケースに入れて守ったほうがベターだと思われます。
シューズはぶつけられても別にどうということはないので入れています。
あと、シューズってけっこう重いんです。私はロードレーサーにMTB用を使ってますので。
スーツケースに入れると、お土産分の重量が目減りするでしょうし。
ウエスはまあ、どうでもいいんですけどスーツケースのかさ減らしですね。

ウエスの代わりに着替えやサドルバッグなどのバッグ類、ウォーターボトル、サイクルコンピューター、ライト類なども一緒につけっぱなしにしていくつもりなら少し考え直したほうがいいと思います。

まず、サイコンやライト類ですが、バッテリ式のものは機内持ち込み荷物じゃないと×です。リチウムイオンが×なので。乾電池式は問題ないでしょうけど、いちいち調べられますからやり取りが時間の無駄。
ウォーターボトルやバッグ類も似たような理由からやめたほうがいいです。
全部取り外されて、中身を確認されます。テロ対策だそうで。
実にめんどくさい。
時短のためにもバッグやボトルはスーツケースで運びましょう。
ボトルの中にはTシャツ一枚くらいは丸めたらはいりますので、容積の無駄にはならない……かもしれません。

○タイヤの空気圧

よく「気圧が下がるのでタイヤの空気を抜いておかないと破裂する」なんて言われてますが、飛行機に乗せて破裂するほどの空気圧って、そもそも「これ以上入れちゃダメよ」と書かれている上限を超えてもっと入れいないとダメじゃないかと思います。
ちなみに飛行機が飛んでいる高度10000m付近だと大まかにいって気圧は地上の1/4くらいになります。
すると地上で8barの空気圧にセットしていると4倍の32barになってしまう……そりゃ空気抜いとかなくちゃ!
なんて単純に考えて青くなっちゃうかもしれませんが、早合点です。
高度10000m付近の気温は摂氏-60度くらいですからそれを考慮しないといけません。
この辺はたしかボイル・シャルルの法則にあてはめて、えっと……。
あ、私は文系だったわ。(^_^;

というか、そもそも客室だけでなく、荷室もそれなりに予圧されてます。
どちらにしろ実際の膨張率はほんの僅かです。あんまり気にする必要はありません。
というか、物理的に言って「パンクしないギリギリ」まで抜く必要はありません。

もっとも普段クリンチャーで上限ガチガチの8.5barとか9barなんか入れて預けるのもどうかと思います。
だいたい飛行機に乗せたらパンクしていた、という人の場合、タイヤ(チューブ)がめっちゃ膨張して破裂したんじゃんくて、「そもそもチューブに傷がつくなど、そろそろパンクする状態のチューブだった」というオチのはずです。

なので気になる人は「普段より少し抜いておく」程度でOKです。
私のようなチューブレスタイヤユーザーだとせいぜい5barとかでしょうし、抜く必要はないと思いますし、私は抜いてません。
まあ、梱包して放置している間に自然にある程度ぬけていきますし、実際は5bar以下ですからね。
なのでこの辺について神経質になる必要はないと思われます。
あ、言っておきますが特に保証はしませんので自己責任で。

空気をちょっと抜いておく程度、手間でもなんでもないので気になる方は変なやつの言うことなど気にせずに抜いておきましょう。プシっと。
特にフロアポンプとかも一緒に持っていこうなんて考えている人は空気圧が低くなるくらいなんの問題もないはずですしね。

が。
くれぐれも「全部抜く」などという愚行はしないようにしましょう。百害あって一利なしですぞ。

○輪行箱どころかそもそも飛行機に持ち込めないもの

CO2ボンベ。
これはどうやってもダメです。容量が低いやつはオッケーなんてデマが流れていたりしますが、ダメです。
でも、絶対ダメなのはこれくらいでしょうかね。

◎空港へはクルマが一番

自家用車があって、そのラゲッジにバイクが載るなら、選択肢はないと思います。
これが一番楽チンです。

もちろんそれなりにカネは掛かります。
我が家からKIXまでの場合、ガソリンと駐車場と高速のコストをすべて計算すると往復で18000円弱。
我が家は二人なので一人頭だと9000円です。片道4500円/一人という計算ですね。しつこいようですがバイクの運搬費込み、です。
リムジンバスやJR等、どちらにしろ空港までの交通費はかかりますので、それらとの差額と利便性、あとは楽ちんさや柔軟性等々を勘案すると私は「超お得」だと判断しております。

◎まとめ

・空港までは自家用車で
・バイクの梱包はSciconのAeroComfort 3.0を強く推奨

うーん、まとめるとたった2行なのに8000文字以上使ってしまった。

Natsumi AMAGASE

口は悪いが愛はある? モノ好き(「物好き」ではない)のフツーのサラリーマン。 主にデジタルガジェット、時たま家電ネタが中心です。最近はややもすると自転車ネタに流れる場合も。 お問合せ先:natsumi%mono-ludens.com ※%を@に変えて送付してください

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