自宅に向かう私が心配していたのは、家の中がどれくらいの惨状か、ということでした。
以前の阪神淡路大震災の時はテレビがひっくり返り、相当数の、主に高価な食器がダメになるなど、被害総額数十万円くらいでございました。
今回は我が家も震度6弱という最大震度の範囲内に建っており、これは前回よりも揺れが大きいことに加え、引っ越しの片付け途中で家具などに対する耐震対策が中途半端な状態でした。
また一部の部屋はダンボールを山積みにした状態のままでしたので、結構な惨状を覚悟して帰りました。
中でも心配だったのが、ロードレーサーです。
我が家のロードレーサー二台は、引っ掛け式のディスプレイスタンドに設置してあるのですが、コレが自立式なんです。
モノはミノウラのペアスタンド、P-500AL-6Sというもの。
コレです(ミノウラのwebサイトより)。
今読み返すとちょっとびっくりするんですが、予知夢を見ていたのでしょうな。
夢のお告げで「突っ張り棒じゃない方にしろ」ということで自立スタンド型にしたわけですが、果たしてその選択が正しかったのか突っ張り棒が正解だったのか……。
家の中に入った私はリビングのドアを空けました。
そのままバイクスペースに目をやると……。
「!」
何の変哲もない!(^o^)
ひょっとしてこの辺、実は対して揺れてなかったのか? と思ったのですが、リビングにはそれなりの惨状が広がっていましたので、大揺れに揺れたのは間違いありません。
その中でこのミノウラのペアスタンドったら、微動だにしなかったということです。
すごいぞ、ミノウラ!
えっと、「微動だにしなかった」というのはウソです、ごめんなさい。
詳細にチェックすると、やっぱり少しだけ動いていました。
コレくらい。
上が通常の状態で、壁にピタっと添わせています。
下が帰宅した時に撮影した被災後の状況。動いたのは右側のこれだけ。左側は壁に着いたままでした。
なお、冷蔵庫は10cm、バンクチェストも10cm、ベランダのエアコンの室外機が4cmくくらいうごいておりましたし、他にもいろいろと動いてましたので結構揺れたことは間違いありません。
このブランブラン方式が揺れの力を相殺しちゃったのかどうなのかはその時実際に目にしていないのでなんとも言えませんが、ロードレーサー二台はこのペアスタンドで全く問題なかったということをご報告しておきます。
倒れて落下としていたりすると新品のフローリングに傷がいったり、下手するとバイクのフレームがダメになったりと、要するに出費がかさみますので本当にありがたいお話ですよ、ミノウラさん。
以上、私の場合はペアスタンド P-500AL-6Sで震度6弱、中層マンション最上階での揺れでも全く問題がなかったということをご報告しておきます。