念の為。(._.)
やっと巡り会えた素敵なソファ。
だがしかし、そいつの納期は9月。
なんという遠距離恋愛(違う(^_^;)。
堪え性のない私は、果たして9月まで待てるのか?
というのが前回まで。
実は私の特技はミスリード。
会社でもナチュラルにミスリード特性を発動してしまうので、「あいつは人が悪い」とよく言われております。
ええ、ご褒美です。(*´ω`*)
そんな私を、こともあろうかその担当者が完膚なきまでに叩き潰すわけですよ。
「すみません、今ご注文いただいて、納品は9月半ばか下旬頃になってしまいます」
「えええええ!?」
「オットマンのクッションが」
「えええええ!?」
そうなんです。
納期が9月にずれ込むのはオプションで頼んだオットマン(東京インテリア的には「スツール」と言い張っておりますが、どう見てもオットマン)のクッション部分「だけ」のお話でした。
とことんがっくりさせておいて、気分を急上昇させるこの手口。
「やられた」
ええ、脱帽です。
私のミスリード特性など、所詮四天王の中では最弱(意味不明)。
負けました。orz
しかし、こんなミスリードなら大歓迎(いや、大……はないか)。
そんなわけでその日の発注だと、次回のコンテナに乗っける事ができるので、本体であるソファ一式の納期は三週間ということでございました。
私達が選んだ「仕様」は基本的に店舗在庫を持たない「オーダー」扱いになることはわかっておりました。
だって商品説明にそう書いてあったので。
ショウルームにあったベージュ系のクッションとの組み合わせなど、一部の人気(というか推奨?提案?)の組み合わせだと即納らしいのですが。
というわけで、三週間(くらい)待って、ようやくやってきました「我が家のはじめてのソファ」。
写真に写っている古いテレビのサイズは52インチです。
ちなみにSONYが初めて発売した52インチ液晶テレビでございます。
古いね。(^_^;
そして超重い。
引越し屋さんも実に重そうに運んでおりました。
ソファのサイズ(横幅)は2mちょうど。
なので「3人用」という触れ込み?に偽りはなく、3人がゆったりと座れます。
というか、身長175cmの私が足を伸ばしてゆっくり眠れます。
とはいえ、ご覧の通り座面クッションが二分割なので3人で座ると真ん中の人はもやもやするのではないかとおもわれます。主にお尻が。
わかりませんが。
このシリーズは同じフレームデザイン、クッションデザインで、一人用、二人用、三人用とサイズ違いがラインナップされています。なのでこれに一人用を2つ加えて応接セット的な使い方もできますね。しませんせんけど。
基本的に二人で使うソファなので二人用でもいいわけですが(二人用でも充分な幅があります)三人用を選んだのは、当然ながら「横になれる」からです。(^_^;
オークとウォルナットの2種類から選べます。
無垢材で、かつ集積材は使っていません。
「オークライフ」っていう名前なのにウォルナットもないもんですが、要するにライトカラーとダークカラーでチョイスしろ、という事でしょう。
木材としてはウォルナットの方が好みなのですが、我が家のリビングには全く合わない事はわかっていましたので、基本のオークをチョイスしました。
オプションで塗装、ウレタン塗装が選べましたが、ここは無垢の木肌を楽しめる「ナチュラルオイル仕上げ」で。
毎年梅雨前と冬前にオイルを塗ってあげようじゃありませんか。
オイル仕上げは水をこぼしただけでシミになるなど、見てくれ的な表面保護力がないのが弱点ですが、我が家のリビングの家具の多くがオイル仕上げなので、マッチング重視。あとウレタン塗装っていきなり安っぽくなる気がして……。
いえ、個人の感想です。
何種類かあったのですが、選んだのは写真のブルー系。
ブルーというよりむしろグリーンがかっている感じですが、実はグリーンはもっとグリーンでした。
これもリビングに置いた時のイメージを想定して「合うんじゃないかなあ」と思って選んだものです。
実際に置いてみても満足でしたので正解だったかな、と。
もっとも、他の色にしてもたぶん問題なく「正解だったかな」とか思う気もしますが。
オットマンです。
ご覧の通りフレームだけ。上に置くソファと共布のクッションは9月下旬だそうな。
それまでは手持ちのクッションをフレームの上に置いて使うことにしております。
手持ちの座布団型のクッションがこれまた誂えたようにピッタリサイズでございました。
注文したのは1つだけ。
結構な大きさだったので1つアレば二人で足を載せても充分だよね、と思ったのでした。
実際に大きさなどは問題なく、二人でテレビを見ながら仲良く脚を乗っけても全然狭くはないのですが、実はソファの前に小さなテーブルを置く事を想定していなかったのでした。
そう、真ん中には小さなローテーブルを置くことになるので、そうなるとオットマンは一人一つの方がいいわけです。
とはいえ、結構でかいので2つも置いちゃうとリビングが狭く感じる気もしますし……。
なのでこれについては悩み中。
実はこれが秘密兵器。
オークライフ1の構造的な問題(問題ではないが)を保管するアイディア商品なのです。
超便利。そしてせっかくのソファのシンプルなデザインを思いっきりスポイルしてくれるかなりダサいデザイン。(^_^;
オークライフ1の構造的な問題とは、オークライフ3と違ってハイバックソファでない、ということです。
でもハイバックソファの方がそりゃあ楽ちんだよねぇ。
なんとかならないものか……。
そんなわたしたちのようなカモ……じゃなくてお客の為に用意されているのがこのヘッドレスト。
もちろんオークライフ1の専用オプション品というわけではなく、いろんなソファに使える「王様のアイディア」的な汎用オプションです。
汎用オプションなのですが、クッションと共布仕上げにすることで、まるで専用オプションのような佇まい……ただしダサいですが。
これはもちろん2つ頼みました。
なお、このヘッドレストですが、一番低い位置にしておくと、ダイニングテーブルからテレビを見てもギリギリ視界を遮りません。
使うときだけ設置するつもりでしたが、つけっぱなしでも良さそうです。
ダサいけど。(^_^;
何はともあれお気に入りのアームレストが素晴らしい。
ここまで広いと将棋盤になりますね(ならない)。
グラスやカップの置き場所としては望外。というか、おつまみや料理の皿も置けますし、ワインボトルどころか一升瓶、いやマグナムボトルも余裕です。
まあ、水に弱いのでグラスやカップを実際に置くのは勇気がいりますが、雑誌や本をちょっと置いておく場所としては極上です。
スマートフォン置きには広すぎるくらいで、9.7インチクラスのタブレットなら3枚はイケる。(^_^;
このアームの広さと堅牢感に惚れてチョイスした私の目に狂いはなかった、という感じでそりゃもう大満足です。
このアームレストのヴァーサタイル振りを一度味わってしまうと、GE290のあの狭いアームレストにしなくて良かったと本気で思ってしまうほどです。
いえ、本気です。
もう、このクラス(どのクラス?)のアームレストがないソファなんて考えられません。
ビバ! テーブル付きソファ!\(^o^)/
中国製だから、とはいいませんが、細かいフィニッシュまで完璧を望むとがっかりします。
いわゆる高級(高額)の家具と、この手の普及価格の家具の大きな違いは細かい部分に目を瞑らないといけない、ということだと思います。
主に脚部に細かい微妙な打痕が結構ありました。
また、フレームの各パーツのフチの処理がちょっと甘く「滑るようになめらか」な仕上げにはなっていないようです。
たぶん、同じ無垢の木製家具でも日本で「○○工房の家具」なんてやっている「ちょっと良さげな家具工房」の家具なんかだとこういう仕上げはありえないんじゃないでしょうかね。
大量生産品、という感じです。
値段が値段なので、個人的には許容範囲です。
フレーム自体は非常に堅牢というか剛性感が高く、単純なラダー構造のフレームがクッションを支えているだけなのに、全くたわみを感じません。各部の水平、垂直は完璧ですし、接合部はまったく甘さがなく、構造については文句なしでした。
大衆車の新車が納車された時、ちょっとチリが合っていないとか、光に反射させてようやく分かるような毛先ほどの微細な傷が塗装面にあるとかで大騒ぎするのか? というお話ですね。
ええ、私は全く気にしません。
塗装がムラムラだとか剥がれているとかじゃないですからね。
「うーん、まあこんなもの」という個人的な許容範囲に充分収まっている仕上げ、という感じです。
この辺は人によって考え方感じ方が違うので一概には言えません。微細な傷といっても目立つところと無理やり見ないと見えない裏側とかでは意味が異なりますしね。
そういうわけで、点数を付けるとこんな感じ。
ちょっと甘めかもしれませんが。
1.フレームの作り:100点(耐久性はまだわかんないけどね)
2.フレームの仕上げ:70点
3.クッションの縫製:100点(現状、特に問題を見つけられない)
この東京インテリア オークライフ1 というソファですが、たぶんこれもオークライフ3と同様、「ぱちもん」というかリプロダクションものですね。
だって、ブラウザで「東京インテリアのオークライフ1」を検索してチェックしたあと、いろんなサイトのリコメンド広告に同じデザインで、もちろん違う会社が売っているソファが出てくるんですよ。(^_^;
しかもちょっと安い。
実物を見比べないとなんとも言えませんが、同じ木材、同じクッションだったら安いほうがいいですよね。
まあ、見て即その場で決めたので選択もなにもありませんでしたし、どうせ実物が見られないのですから結局実店舗で触って座ったものをチョイスするわけですが、いまだに延々と表示されるのでそっちが「気になります」。
というわけで、これにて完結。