なるのでしょうか?
理想のソファーを見つけた私。
しかし、それは我が家のリビングには置けないソファだったのです。
振り出しに戻った我が家のソファ選びの、明日はどっちだ?
※詳細は前回の「新居のソファ選びに悩む 第五回」を御覧ください。
じゃなくて、この場合は
「運命愛」
今回はそんなお話でございます。
さて「ハイバックソファだと食事時にテレビ視聴の邪魔になってしまう」という事実を実証実験により確認してしまった私。
食事時にテレビを見なければいいだけなのでは?
天才現る!
いや、フツーに考えたらそう思うでしょ
しかし甘い。ルノワールのココアのように甘い
ギャグが古すぎて誰もわからないといういい例
こほん。真面目に答えると、食卓からテレビは見る。いや、見なあかんのどすえ
変な京都弁はやめい
冗談抜きにして、我が家は朝食時にニュースや天気予報チェックの為にテレビを見るから。貴重な朝の情報収集時間なんだからね!
つまり朝のほんの30分くらいの時間のために理想のソファを諦める、と
ライフスタイルの問題なので、挑発してもムダ
という感じで、朝の30分の為に、理想とも言えるソファを泣く泣く諦めたのでした。
もともとハイバックのソファだとそういうネガがある事は想定はしていました。
でも「ひょっとしてギリギリオッケーかも?」って考えるのが人情じゃないですか?
まあ、それも実物を使ったシミュレーションをしていただいたおかげできっぱり諦めがつきました。
意気消沈した私は、お付き合いしてくれたスタッフにお礼をいうとその場を去りました。
去りました。
去りまし‥‥た?
「あ?」
「こ、これ!」
「振り向けば日本海」‥‥じゃなくて、振り向けばそこにあったのはソファ。
当たり前ですな。
ええ、ソファ売り場なので。
振り向くどころか、その場からぐるっと360度見渡しても周りはソファだらけなんですからね。
それでですね。
いえ。
盛りました。
佇んでなどおらず、ただ普通に展示されていただけなのですが、「GE290改的ジェネリックソファ(長い)」に全神経が集中していた私の目には、それ以外のものを認識できていなかっただけの事でした。
それ。
そのソファ。
そう「そいつ」はハイバックではない点を除くと、私の求めるソファ像にかなり近いものでした。
改めてまとめておきましょう。
1.ナチュラル&シンプル系デザインの木製フレーム
2.基本はベンチ的なものでOK。カウチソファなどの必要はなし
3.応接間セット的な豪華なものも不要
4.アームレストが木製で、マグカップやスマートフォンがおけるような平面かつそれなりの面積があること
5.パーティション機能として見た時、背面のデザインに残念感がないこと
6.最重要事項として「手が届く価格」であること
特に6が重要です。だって庶民ですから。
GE290のような、完成されたバランスの美しさを纏ったソファとは次元が違うものの、やや線が細いとも言えるGE290に比べると、よく言えば「たくましい」、悪くいうと「無骨」なデザインの木製フレームですが、いや、これが私の心の琴線にかなり響きました。
言葉を使って区別、いや区分するとしたら、GE290が「インテリア」だとすると、そいつは「ベンチ」。
GE290が「おしゃれ」だとすると、そいつは「リラックス」。
私はそんな感想、そしてイメージを持ちました。
東京インテリア 3Pソファ オークライフ1
そうなんです。GE290改的リプロダクションソファであるところの前候補の名前が「3Pソファ オークライフ3」なので、要するに同じブランドのいわば兄弟、いやファミリー的な製品でした。
さらにこちらは「1」なので、東京インテリアのオークライフというブランドラインの最初のラインナップ、長兄、いわばある意味で看板となるソファのようです。
値段はだいたいオークライフ3と同じような感じ。
ほかはもう、なんというかネガはない。
「これにしよう!」
そういうわけで、裸電球のリプレイスに出向いたIKEAのお向かいの店に「たまたま」立ち寄ったら「本当の運命の出会いが待っていた」という長い長いお話でございました。
このオークライフシリーズのソファに付けられているプライスタグは、実はフレーム本体「のみ」の価格です。
クッションは別売り、というか別価格なんですよね。
でもって、フレームの材質や塗装、クッションの柄(というか色)、オプションなどなどを全部込みで合計いくら、という、ちょっと残念な気分になっていく「積算方式」でございました。
同居人といろいろと相談の上、フレームの材質や塗装、クッションの色、そしてオプションを決めました。
購入することは伝えた上でスタッフと相談しつつやり取りします。
売り場にはオプション品や木材の種類、塗装の違い、クッションの色違いなどはすべて実物があったのでイメージはしやすかったです。この辺は実店舗で実物を見るのは失敗が少ないですね。
「では納期を調べてまいりますので、しばらくお待ち下さい」
そう行ってスタッフは本当にしばらく席を外して、戻ってきたときには何やら申し訳無さそうな表情だったのです。
私が嫌な予感を覚えたのは言うまでもありません。
そして私の予感は的中しました。
「すみません、今からだと納品は9月頃になってしまいます」
ええええええええ!?
ということで、やっぱり続くのでありました。