☆【2018 ホノルル・センチュリー・ライド】HCR 2018への道 Ⅰ

我が家は今年もホノルル・センチュリー・ライド(以下HCR)に参加予定です

今年で3回目になります。
我が家としては個々数年はこのHCRへの参加が1年の目標でもあります。
なので、不定期にはなりますが、備忘録も兼ねて準備などに関して書いていきたいと思います。
もしHCRに参加しようと考えている方がいらっしゃったら、参考に「なるかもしれません」(微妙です)。

◎スケジュール調整

まずはざっくりとしたスケジュールを立てないといけません。
HCRの開催日は実は決まっておりまして、それは毎年「9月最終日曜日」ということになっています。
なので「HCRに参加するぞ」と決めたら、実はスケジュール調整は相当前から可能なのです。
2018年の9月最終日曜は9月30日。末日です。
会社務めのサラリーマンにとっては、またビミョーに参加しにくい日程になっております。
ましてや我が家の場合二人共フルタイムの会社員ですから、まずはハードルが高い日程となっていました。
が、しかし。
「朝練」と称して週末の早朝サイクリングを楽しんでいる我が家にとって、HCRは年間最重要イベント。
「朝練」の練とは、HCRのためのものと言っても過言ではないのです。
なので「お互いそのへんはクリアしようぜ」ということで、クリアしました(まだわかりませんが)。

やはり日程が既に決まっているというのは大きいですね。
私なども年度初めに「ここ、休むから」と先に宣言してカレンダーを黒く塗りつぶしましたので、言ってみれば既得権確立ってやつでしょうか。
「来月の月末、10日ほど休みたいんですが」
なんていって「オッケー」となる会社は実際問題としてなかなかないんじゃないでしょうか。
私の会社は有給申請が却下されるということはあまりないのですが、それでも自分の仕事のスケジュールというものがあるでしょうし、その仕事ってやつは周りから埋められる事も多いでしょう。
なので先に「この時期はいないぜ」と「年間計画」に載せることは大事だと思われます。

更に我々の場合は2年続けて「9月の末に10日ほど休んでホノルルで自転車イベントに出てる」ということが認知されているフシもありますので「ああ、今年も出るのね」的なノリ? で生暖かい目で見られて容認されているのではないかと思われます。

このあたりはもう人によりけりですからね。

そういうわけで、まずは渡航日程を決める=年次有給休暇を取得する日を決めるという手続きが発生します。
これはすなわち「飛行機と宿が確定している」事が条件になります。
もちろん確定していなくて、幅をもたせて申請しておいて、必要であれば確定後に休暇申請を変更するというやり方でもいいでしょう。
半年も前の修正なら、そのへんは柔軟に対応できるとおもわれますし。

とはいえ我が家の場合はHCRツアーについては
1.木曜日出発
2.水曜日着(ともに日本時間で)
というパターンで行こうと考えていますので、取得日も特に変更することはないと考えて飛行機と宿の予約とは全く連動させずに有給取得を先行しました。

◎パッケージツアーにするか、個人手配にするか

我々は初めてHCRに参加した年、つまり2016年のHCRは旅行代理店のパッケージツアーを使いました。
バイクのメンテナンスやオプションツアー、レクチャーライドなどなど、サポートイベントなどを含めて「HCRって、実際どういう感じなの?」という安心感を買ってのチョイスでした。
英語が堪能で、性格的にコミュニケーション能力に不足がなく、かつサイクリストとしてもベテランでメンテもお手のものという方であれば、パッケージツアーにメリットはないかもしれませんが、それでも個人的には「最初くらいはパッケージツアーがいいんじゃないの?」と今でも思っています。

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我々も「来年からはツアーじゃなくて個人手配で参加しよう」と決断できた、つまり判断材料になったという点でパッケージツアーに参加して良かったなあ、と思っています。

◎パッケージツアーの利点と欠点

公式サイトに、HCR用のツアーが紹介されているので、興味のある方はチェックしてください。

Eir Amy

うーん、なんか今年はツアーが多いなあ

 

carissime

2016年は4つくらいだったような気がしますな

ではその「利用して良かった」と思っているパッケージツアーについて。
我々が利用したパッケージツアーはJALパックのツアーです。たぶんHCRのツアーの中でも王道と呼べるツアーじゃないかと思います。なぜならJALはHCRのスポンサー(の一つ)だから。かつてはそもそも主催者だったりしましたので、ある意味HCRとの癒着力(他意はありません(^_^;)が一番強力じゃないかと勝手に思っておりますが、さて。

とはいえ、トップツアーもJALパックのツアーも他のツアーも(おそらく)基本的線は同じで、ツアーの大まかな中身も似たようなものだと思います。

○メリット

・日本ーホノルル間の自転車の搬送料が無料

→ JAL便を使うとHCR協賛で特別対応してくれています。なのでHCRのツアーはJAL便前提、というところがあります

・空港からホテル(の部屋)まで、自転車とスーツケースを無料で運搬(往復とも)

→ 個人的にはパッケージツアーの最大のメリットの一つがこれじゃないかなあ、と考えております

・専属メカニックが帯同していて、自転車の組み立てサポートや不具合調整などのサービスがある

→ 輪行方法にもよりますが、いろいろ取り外して梱包する場合は、実際に走る前にプロのチェックがあると安心です。ツアー会社ごとに必ずどこかのホテルにメンテブースが常設され、そこに行けばちゃんとしたフロアタイプの空気入れも複数常備されているので、重い空気入れを持ち込まなくて済みます。むしろプロのメンテが受けられるから毎回ツアーを選ぶというのもアリなくらい、最大のメリットの一つ

・HCRに向けたレクチャーがある

→ JALパックなど、出発前に日本で事前レクチャーがあるツアーも(ただし東京に限る?)
現着時、ホテルのチェック員待ちの空き時間を利用して、希望者にはHCR参加の心構えとか注意点とか体験談とかちょっとしたノウハウなど教えてくれるオプションが付いているのが普通です。これはツアーに帯同しているプロライダー、しかもHCRを何度も走っている先輩の話なので一聴の価値あり。結構楽しいです

・プラクティスライドがある

→ 到着の翌朝に、右側通行に慣れる目的もあって実際のHCRのコースの冒頭部分(ホノルルの市街地を抜けるくらいまで。往復ざっと30kmくらいが普通)を「試走」するオプションツアーが無料(たぶん)でついています。いわゆる慣熟走行と言うやつですが、もちろん帯同プロライダーが伴走していろいろアドバイスしてくれます。また、ライド終了後にはHCRのエントリーの手伝いまでしてくれる(エントリー会場への誘導やアドバイスなど)ので、このライドに参加しない手はないでしょう。同じツアーの人とコミュニケーションを図るチャンスでもありますしね。

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・当日出発前に「決起集会」がある

→ 名称はJALパックのものですが、要するに当日の直前ブリーフィング。ここでラジオ体操などをみんなでやって心と体の緊張をほぐす感じ。空気入れもあります

・メカニックが乗った伴走車がライド中ずっとフルサポート

→ 一番の懸念事項であるパンク。でもツアーなら伴走スタッフや伴走車がすぐにフォローしてくれます。その安心感はプライスレス?

・打ち上げパーティ

→ 当日の夜に開催。

・ツアーとは別の日にオプショナルライドがある

 

→ 走り足りない人や、本番前の足慣らしなどにも。個人的にはノースショアライドがおすすめ。ちょっと高いけどノースショアまでは自走じゃなくて車に乗っけてくれるし、現地の買い物や食事のときもバイクを見張ってくれるのでストレスなし

・自転車梱包サービス(有料)

→ 翌日の月曜日の飛行機で帰国、というツアースケジュールの場合、疲れた体でバイクまで梱包するのはけっこう辛いと思われます。カネさえ払えば代行でメカニックがやってくれるのは助かるはず

・添乗員、あるいは現地スタッフ、及びツアーデスクの存在

→ HCRに限らず、ツアーの場合はこれがあるのでいざというとき安心なのは当然として、気軽に(日本語で)いろんな事を訪ねたりする場合に重宝するはず。基本的に日本語だけでもイケちゃうというのは極めて快適ではないでしょうか(そう思うのは私だけ?)

×デメリット

・大きな動きをする場合、基本的に集団行動

→ ダニエル・K・イノウエ空港からホノルル市街地まではチャーターバスが普通ですし、そのへんの時間待ちとか振り分けとか、一旦集まって、待って、また向こうで集まって、ホテルに着く前にショッピングセンターとかに必ず連れ込まれて、何も買わなくてもまた待ち時間が発生する、などなど

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・割高(一概には言えないが)

→ そりゃあ、帯同するプロライダーとかプロメカニックとかオプショナルツアーもあるし、当日のサポート部隊とかいろいろいらっしゃいますからそういう経費は参加者で分担、かつ代理店がマージン取るわけですから、ある程度割高なのは仕方がないですよね。問題はその差額が許容できるかどうかですが、これは人によりますね

・ツアーにヤな人がいるとちょっとモヤモヤする

→ マナーが悪い、いちいち声がでかい、夫婦なんだけど、いつも喧嘩している、体臭がひどい、化粧のニオイがすごい、なぜかつきまとってきていろいろとプライベートなことを聞いてくる、宗教に勧誘してくる、自分の自慢話ばかりするとか、色々なパターンがありますよね。まあ、HCRのツアーは割と団体行動機会は少ないので(HCR本番は団体行動ではないし)、そういう方がいてもあまり気にならないかもしれません。

・宿泊するホテルが限定される

→ この辺はどこでもいいと言う人もいれば、こだわりを持っている人もいるでしょうし、人によるところが大きいですね

おお、こう考えるとデメリットって殆ど無いじゃないですか。(*´ω`*)

というわけで次回は「個人手配のメリットとデメリット」について

Natsumi Amagase

【文書作成の以来、歓迎です】 口は悪いが愛はある? モノ好き(「物好き」ではない)のフツーのサラリーマン。 主にデジタルガジェット、時たま家電ネタが中心です。最近はややもすると自転車ネタに流れる場合も。 お問合せ先:natsumi%mono-ludens.com ※%を@に変えて送付してください

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