今回は、まさに季節モノのジャムです
少し前に「季節のジャム」ということで旬のいちごを使ったジャムをホームベーカリーで作ったらいい感じだった、みたいなエントリーを書きましたが、実はいちごはその気に? なると一年中手に入りますからなんとなく季節感はあるけどありがたみは微妙、という食材のような気もします。
ええ、いまだにスーパーの店頭でいちごが売られているのを見るとそんな気がしただけですけど。
というわけで?
今回はほぼ春先にしかお目にかかれない(かもしれない)食材を使って「春だなあ」感を味わおうということで手に入れたのがルバーブです。
一見すると蕗?に見えなくもないですが、吹きではちょっとジャムとしては辛いのではないでしょうかね。
いえ、私は試してみたことありませんけど。あと試したいとも思いませんけど。
春とはいえ、大阪あたりだとあまりお目にかかれない野菜ですが、信州あたりではかなりポピュラーじゃないかと思います。
日本名はショクヨウダイオウ。その名の通り漢方薬で有名な大黄(だいおう)の仲間です。
ご存じない方に楽しみ方をお伝えしますと、そのままスライスしてサラダにいれるとさっぱりとしたものになりますし、ぶつ切りにしてトマトを潰して豚肉の煮物なんかに入れるのもいい感じですが、私が一番合うと思うのは、やっぱりジャム。
酸っぱいのでそもそもジャム向きの食材だと思いますし。
ホームベーカリーのメニューにはルバーブは見当たりません。
まあ、普通に考えてアタリマエですね。だから別に驚きもがっかりもしない私です。
というか、メニューを探すほうがどうかしているんじゃないかと思います。
でも私はメニューを確認しました。
それはアホだから?
もちろん違います。
私が使っているTIGERのKBD-X100WFというホームベーカリーの場合、ジャムのレシピは基本的に分量比が同じなんですよ。
なのでその分量比の再確認です。
KBD-X100WFの場合、ジャムは基本具材が300gがベース、というか基準です。
それに対する砂糖は100gで、レモン汁を15cc入れる、とまあ全部それ。
要するに具材300gというのが容量の基準で、砂糖などは推奨値だと判断すればいいかと思います。
つまり少し甘さ控えめなら砂糖を減らしたり、とそういうアレンジですね。
でも基本具材の量は基本の300gをあまり逸脱しないほうがいいと考えます。1g単位でセンシティブな反応を返すようなモノではないでしょうけど、熱を入れる関係もありますからあまり量が少ないと焦げ付いたりする可能性が考えられなくもないですし、ジャムですからハネで撹拌して潰す工程があります。つまり量が基準値よりも多いと撹拌が足りなくなる可能性が予想できます。
なので「味」である砂糖の分量はともかく、基本具材の300gというセンは守ったほうが不幸にならずに済むにちがいない、というのが私の考えでございます。
まあ、チャレンジは自由ですけど。
そういうわけで今回もレシピ通りに作ってみました。
ルバーブはレンジや鍋で作る時よりも細かめにしました。熱が入ると溶けるように潰れるルバーブですが、そこはそれ、全部やってくれるんですから、材料切るくらいの手間はかけてもいいかな、という思いやりですね。
今回のルバーブはグリーンの基本的なものですが、全体がピンクになるものもあって、そちらを使うとちょっとかわいいピンクのジャムが出来上がります。
今回、私はグリーンしか手に入りまえんでしたが、ピンクを見つけたらあなたはラッキー! と思って買うと幸せになれます。
さて、材料を入れてスイッチをポン。
こちらも1時間ほどで扉の写真のようなジャムが完成しました。
今回買ったルバーブは1kgほどでしたので3回に分けてジャムを作成。
しばらくの間はこのちょっと酸っぱいジャムを楽しめそうです。