「トラックポイント」というのはIBMがThinkPadのスティック型ポインティングデバイスに付けた名前だと認識しておりますが、なんというかこの手のデバイスは「トラックポイント」と呼ぶ方が通りがいいと思われますのでGPD Pocketのコレもソレでいきます。
ま、「プラモデル」とか「デジカメ」とか「ベルクロ」とか「ホッチキス」なの名称を使うほうがお互いにイメージしやすい系のデバイスということで。
で、GPD Pocketのトラックポイントですが、巷間……というか購入前にチェックしていたユーザーレポートサイトではアタリマエのように、またはお約束のようにこのゴムの部分を本家?であるThinkPad用のものに取り替えた、という記述があります。
理由は「操作性の改善」。
それらの記事を読んでいた私も実は手持ちのキャップ在庫が結構あるので、入手したらそれこそ「真っ先に」取り替えてカスタマイズしちゃうぜ、と意気込んでいたものです。
ですが実物を触ってみて「やっぱりこういうのは自分で使ってナンボ、というか評価すべき部分だな」と改めてアタリマエの事を思い出したような次第です。
要するに「変更する必要なし」と思いました。
というか、現在使っている本家ThinkPadよりナンボか操作性というか反応がいいんです。
操作性も全く問題なし。
トラックポイントでよくある「勝手に動く」現象も今の所皆無で、LENOVOはGPDからこのデバイスを仕入れたほうがいいんじゃね? と思うほど。
いや、GPDがレノボから仕入れているのかもしれませんが、まあ結果論としてはそういう感じ。
もっともこのあたりは個体差も大きいと思うので、これからGPD Pocketを買おうかな、なんて考えている方で、手元にThinkPad用のロープロファイルのキャップをお持ちでない場合、予め買っておくなどということはせず、まずは素、つまりノーマルのゴムで問題なく使えるかどうかをチェックしてから考えたほうがいいんじゃないかと思います。
ただし、GPD PocketはThinkPadとは違って、予備のキャップは同梱されていませんので、予備を買う時はThinkPad用でOK何じゃないでしょうかね。
とういことで、ちょっと構えていたトラックポイントの動作ですが、私の個体と私の好み? との連携上においては、まったくもって問題なし、という状況であることをご報告申し上げる次第でござりまする。
したがって、今回のタイトルはむしろこう記述するべきであったかもしれません。
「トラックポイント問題など存在しない」