を合い言葉に? 進めてきたホームベーカリーの機種選定ですが、エアコン選と同時に決定いたしました。
まず、おさらいです。
前回のエントリーに記載したとおり、機種選定会議@我が家に於いて最終選考に残った2台は次の通り。
・Panasonic SD-MDX100-W
・TIGER KBD-X100WF
奇しくも型番100同士の対決
結果として地元大阪の企業同士の対決となったわけで、できるだけ地元にお金を落としたい私としてはどちらに決まっても心安らかでいられるラインナップとなりました。
そう言えばエアコンも4台ともダイキンにしたのでこちらも地元企業。
いい感じです……かね?
閑話休題。
ではこの2台のうち、最終的にどちらを選択するのか。
理想はどっちも買ってみて気に入った方を使うという方法です。
私はむしろカメラやレンズより家電こそ、そういう方法で選ぶのがベターだと思うんですよ。
エアコンとか、冷蔵庫ととか洗濯機とかテレビとか、掃除機とかオーブンレンジとかトースターとかコーヒーメーカーとか炊飯器とかナベとか釜とか包丁とかホームベーカリーとか。
だって、一度選ぶとけっこう長く使いますからねぇ。
カメラ? 長くて1年じゃね?(・∀・)
でもまあ、普通は(家電って)あんまりそういう事しませんよね。というか現実的じゃない。
カメラやレンズのように個人売買のハンドリングが悪いですからね。あと、物理的に場所をとる。
エアコンなんかは難しいけど、ホームベーカリーとかはそういうお試しができるシステムがあると本当に嬉しいですよね。
無いものねだりをしても仕方ないので、ここはもうエイヤ、で決めるしかありません。
とはいえ、エイヤ、で決めるにしろ、その「決めて」が必要です。どちらを選ぶにしろ、選択のポイントというのがないと後々反省会もできません。
ということで、両方のwebサイトで仕様や機能をチェックして、比較しやすいように表を作ってみました。
メニュー項目が多いので長い(80行以上ある)ですが、まあその辺は「笑って許して」下さい。
[table id=3 /]
さて、この表を前に、もう一度冷静になって考えてみたいと思います。
必須機能であるいくつかは両方ともクリアしています。
まあ、クリアしているからこそ最終選考に残ったわけですからね。
具体的なハードウェア的な必須項目とは次の3つ
・具材とイースト自動投入機能
・電源コードは巻き取り(掃除機みたいに自動じゃないけど)
・持ち運び用の把手
お次は絶対欲しいメニューです。これも両方ともクリアしています。
・熟成系パン(パン・ド・ミ)
・ご飯ぱん
・ケーキ
・ピザ生地
・お餅
・パスタ生地
・ジャム
つまり決め手はこれ以外、ということになりますね。
ずはメニュー系。「必須項目」ではないけれど「あったらいいな」と思うものでした。
・あんこ
・中華まんの生地
・うどん生地
・大豆粉パン
・天然酵母メニュー
表を見ていただくとおわかりの通り、残念ながらこの全てを満たしているモデルはありませんでした。
もちろん「メニュー」としてはないですが、マニュアル操作を駆使すればどちらのモデルでもこれらは「できる」んじゃないかと考えます。
でも、それを言ったら「工夫すればなんでも出来るぜ」的な話になったり「炊飯器があればパンもできる」とかいう方向に飛んだり、「オーブンとクイジナート(フードプロセッサー)があるなら、けっこう本格的なパンは作れるんじゃね?」なんてミもフタもない結論が出てきたりしますので、ここは「オートマチック」である事が前提です。
星取り表としてはこんな感じ。
・あんこ:Panasonic ○
・中華まんの生地:両方○
・うどん生地:両方○
・大豆粉パン:TIGER ○
・天然酵母メニュー:両方○(微妙に違うけど)
これを見るとけっこうクリアになってきます。
果たして私は「あんこ」と「大豆粉パン」のどちらを重要視するのか、というお話です。
ここまで来るとようやく道筋が見えてきた感じがします。
まず「あんこ」ですが、これは今までは私、シラルガンの圧力鍋でガガっと作っておりました。
が、実はレンジ台がガスからIHに変わったのをきっかけに、以前から気になっていたものの、なんとなく購入までに至らなかった便利調理器具、「THERMOS Shuttle Chef」を引越のドサクサで購入いたしました。
理由は「IHにするなら節電も考えよう」というもの。シャトルシェフはその考えにまさにドンピシャだったのです。
今まで圧力鍋で時短をしていたメニューの多くがシャトルシェフへ以降できる事が想定されます。
つまり「面倒くさくない」んです(注:シラルガンの圧力鍋は洗うパーツが細かくて毎回プチめんどくさい。あとパッキングとかは消耗品だったりします)。
で、「あんこ」はシャトルシェルを使えば今までより楽ちんでできそうですし、わざわざホームベーカリーじゃなくてもでいいかな、と。
一方の「大豆粉パン」はシャトルシェフを駆使しても作れそうにありません。
あんこは当然ですが、大豆粉パンも出来たら作りたいんです。これからどんどんヘルシー系に傾かねばならなくなるでしょうし、もちろん美味しいパンを食べつつも、週に二日は大豆粉パンで行こうか、みたいな感じにしてもいいかな、みたいに、この手の選択肢は多い方がいいわけで。
つまりTIGER KBD-X100WFを選ぼうか、という流れに傾きます。
そうなると、付随する別項目もプラスに働く要因になります。
具体的には
1)価格
2)熱源
です。
そうなんです。TIGERの方が現時点(2018年2月)では実売価格が安いんです。
あとTIGERはIH。レンジ台もIHになりますし、そうなるともう「IHで統一」的な?
そう言えば我が家の炊飯器もIHだったような……。
これはもう……。
最終結論。
「勝者、TIGER KBD-X100WF」
決め手は「大豆粉パン」メニューの存在でした。
TIGERを選んだということは、すなわち圧倒的なシェアを誇るPanasonicに比べると、マイナーモデルを買ったということでもあります。
これは「ワタクシレシピ」や「オレレシピ」など、ネットでチェックできる情報量も圧倒的な差がある「でぃすあどばんてーじ」状態なのは仕方のないところでしょう。
もっともそれについては「情報不足、上等」というスタンスで付き合っていく所存でございます。
でもそんな事よりもなによりも、現時点では予想以上に楽しいというか奥が深いので、ホームベーカリーに関する話題は長く続く事になる気がしております。
ちなみにホームベーカリー購入後の最初の感想は「ホームベーカリーだけではパンは作れない」という、アタリマエの事実でございました。
なので。(・∀・)
※このページ内の画像はすべてTIGERのwebサイトから拝借いたしました。