この店のカツカレーが私にとっては「ソレ」の一つ。
微妙な評価なので敢えて店名は明かしませんので、今回は一般論的なお話ということで一つ。
この日もちょっと(いや、バスにのってだから、かなり)足を伸ばして食べにやってきました。
ご覧の取りの盛りつけで、つまりなかなかにブサイクな状態のカレーです。
皿全体にライスをよそい、小さめに切り刻んだ? 肉の薄っすいトンカツを乗せ、その上からカレーを全体にかけてあります。
普通のカレーライスだと「ライス大陸」と「カレー海」が陰陽マークもかくやという状況で、すなわち分かれた形で出されるのが普通ではないでしょうか。
町の洋食屋にレストランのカレーのようにカレーとライスを別々に出せ、とか言うつもりは毛頭ありませんけどね。
で、味の方ですが、なんというか、普通?
特別美味しいわけでも何でも無いんですよ。
というか、カレーって個人的には我が家の、というか自分で作るカレーが世界一美味いんじゃ? なんて思ってる(実際、自分で作るカレーより美味いカレーにお目にかかった記憶がありません)くらいですから、そもそも味がいいからついつい通っちゃうという訳ではない事は確かです。
じゃあトンカツが絶品なのか? というと、さに非ず。トンカツなんていっても、想像しているようないいもんじゃなくて、豚肉、相当薄いんです。はっきり言って衣の方が厚いです。
じゃあ、米? ご飯が絶品?
いやいやいや。
ただのご飯じゃなくてご覧のようにターメリックライスではあるようなのですが、これも甘みがなくて古米か? とか思うレベルのものです。
じゃあ、なんで突然食べたくなってしまうのかというと……。
なんで?(´д`)
まったく理解できません。
なので理由は説明不可能なんです。
そんな事を考えながらカツカレーをほおばっていると、オソロシイ考えが頭をよぎりました。
「このカレー、ひょっとしてある種の麻薬成分が入っているんじゃ?」
ああ、そうだったのか。
そう言えばというか、実は私、この店のカツカレーを大学時代から食べてます。
だとすると、一体何十年この店に通っているのか……。
麻薬(成分?)だったのか。
だから、カウンターのみで10人も入らない店ではありますが、それでもいつも満員。それが理由だったか。
へたすると外でちょっと待たないと食べられないくらいなんですよね。
私は並んでいると即諦めちゃいますが。
ヤバいかもしれない……。
まあ、どうしても食べたくなるのは4ヶ月に一回くらいなので生活にも財布にも実害はないんですがね。
因みに、味の評価ですが、私が自分で作る特製カレーが10点満点として相対評価をすると、6点というところ。
ちなみにcoco一番屋のカレーは6.5点です。