ライバル、ライバルと簡単にいいますけど、X100Fにとっていったいどのカメラがライバルかなんて人によって違うと思います。
主に比較対象とする項目が。
それはボディの大きさであったり、
単焦点モデルの宿命である固定されたその画角であったり、
単純に形式、つまりレンズフィクスタイプである、という理由だけだったりと、まあいろいろでしょう。
何が言いたいのかと言いますと、私のX100Fのライバルは私が勝手に決めちゃっているのでゴメン、という事です、ハイ。
さて私の場合。
けっこう単純です。
「広角単焦点レンズのカメラ」という一点。
緩いですね、ライバルの基準。
なので「ただし、基本的にコンパクトである事」ということにしておきます。
まあ、その「コンパクト」という言葉の定義も私が勝手に決めているのでアレなんですが。
ここまで読んできてカンがオソロシイほどいい方はピンときているのではないでしょうか?
「ははん。コイツ、RX1Rm2をライバルとして挙げるつもりがないな」
正解です。
大正解です。
オソロシイ子……。
要するに私にとってX100Fのライバルって、ぜんぜんRX1系じゃないよ、ということです。
いや、だってもうRX1系、手元にないし。
遙か昔に売り払っちゃったもんネ。(・∀・)
なのでこんな感じで行こうと思います。
1)Panasonic LEICA DG 15mmを取り付けたLUMIX GX7 MarkⅡはライバルです。
2)でもXF23mmF2 R WRを取り付けたX-E3はちょっとでかくてライバルになりません。
3)PENTAXのQは小さくてもライバルじゃありません。
4)ただし、LEICAのQはでかくてもライバルです。
5)GR2は基本的に宿命のライバルです。
なんでGX7がライバル?
なんででも。(・∀・)
この先お付き合いいただければわかります。
※わからないかもしれません。
そういうわけでQとGR2とGX7 MarkⅡとX100Fを(ムリヤリ)比較してみましょう、というのが今シリーズの趣旨でございます。
文字の少ない順に並べましたが、よく見るとセンサのサイズ順でもありますね(GRとX100Fは同じですが)。
では一体、この大小4台の「ライバルたる共通点はなんぞや?」に対する答えですが、これらは全て個人的には「お出かけカメラ」なのであります。
「お出かけ」というとなんとなく「ハレ」的なイメージですが、私にとっては「お出かけカメラ」は思いっきり「ケ」で使うという意味です。
わかりやすく例えるならいわゆる「通勤鞄カメラ」と言い換えてもいいでしょう。
ただし「通勤鞄カメラ」については、実は私の場合、ここ2年ほどはずっと「Q」がレギュラーでほぼ固定してしまってます。
年52週のうち、40週以上は鞄に入ってます。
でも、通勤以外での「おでかけ」つまりいろんな理由で外出する際に鞄に放り込むカメラとしては「Q」は通勤鞄ほど固定されておらず、むしろその時の気分でチョイスしている感じです。
X100Fはそれら「私のお出かけカメラ」の代表3台に加わるべくして招へいされた新人なのでありました。
さて。
今さらですが、ちょっと補足を。
なぜレンズ交換式のGX7 MarkⅡを入れているか?
一台だけ仲間はずれっぽいですよね。
他の3台がレンズとボディが一体型、いわゆるコンパクトカメラと呼ばれるジャンルなのに対してGX7 MarkⅡだけがミルクス(MILCS=Mirrorless Interchangeable Lens Camera System)、つまりレンズ交換式カメラ。
なのでGX7 MarkⅡの場合は最初に書いたとおり、Panasonic LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH. H-X015-Kというレンズを装着した状態に「限り」ライバルになる、という意味でご理解下さい。
今回のところはこの4台を一堂に並べてご紹介するに留めたいと思います。
足を止めた殴り合いは又後ほど。(・∀・)
あ、第一回目はGR2との対決予定でございます。