×シャッター速度ダイアルが実用性なさ過ぎ
そもそも1EVずつしか変えられないとか、アホですか?
こんなのいらんでしょ?
しかも薄くて固くて前にも後ろにも出っ張ってない場所なので親指の腹でコリコリっと回す、とか出来ません。
つまり「つまんで回す」わけですが、薄すぎてやりにくい。
これも「サクっと設定、サクっと撮る」がモットーのハズのスナップシューターとは全然違う地平にある機能です。
×露出補正ダイアルは要らない
こっちはシャッターダイヤルと違って一応1/3EVずつ設定変えられます。整合性なさ過ぎですな。
でも親指で回せません。
結局両手を使って補正しなければいけないって事です。いえ、別にしっかり構えて撮影するのですから両手使うのはいいでしょうけど、GRならシャッター速度変えるのも、露出補正するのも片手でサクサクっすよ?
ヒューマンインタフェイスというものをシャッターダイヤルと露出補正ダイヤルという物理ダイヤルを独立させる事で「わかりやすく」したつもりなのでしょうが、「わかりやすいけどめんどくさい」「わかりやすいけど使いにくい」になっている典型ですな。
「昔のカメラはこうだった」からそうやってるだけなのでしょうが、まあ伝統ですね。X100とかもそんな考えですし。
富士フイルムにはカメラのインタフェイス策定にあたってこういう老害を持ち込むガンの核みたいな人がいるに違いないと私は踏んでます。
オリンパスのPEN-Fを引き合いに出して恐縮ですが、あっちは同じレトロ狙いでも「使いやすさ」をスポイルしてません。
PEN-Fではとうとう? 露出補正ダイヤルなんかを搭載してきましたが、あれだって「それを使わず普通にダイヤル操作する」という設定が可能です。まあ、そうなると露出補正ダイヤルは飾りになるんですが、それを使わないと露出補正できないより、使わなくてもいいけど、飾りになっちゃう方が私はいいと思います。
せっかくチルト液晶とかタッチシャッターとか搭載して、レトロマニア以外のイージー層を取りこもうとスケベ心だしてるのに肝腎のその辺が全然変わってないのがマジでイケてないと思います。
「男女雇用機会均等法は当たり前の事だよね。セクハラとかもってのほか」なんて言ってるのに女子社員がお茶淹れてるのは当然で自然の風景だと思っているような、結婚したんだったら女は早く会社辞めればいいのに、なんて思っているような連中がきっと作っているんだろうなあ、なんて思いたくないけど思わざるを得ません。
この2つのボタンには加齢臭どころか腐臭が漂ってますね。(・∀・)