もう少し速く付けていてもよかったかな、と思いつつも「グラビアアイドル」であるEVOQUE Coupe Dynamicに装着するにはエアバルブ式のセンサが余りに「アグリー」で取り付けた佇まいに「アングリ」してしまうでしょうし、実際に取り付ける気になったかどうかはビミョウ。
たぶん「無理。美醜的に耐えられない」と言って取り付けてはいなかったでしょう。
だがしかし。
地味子ならなんとか許せる範囲。
なんだかんだ言ってグラビアアイドルじゃないし、「よく見ると美人じゃん」的な学級委員長タイプのXC60。
派手さはないけど家庭的というか大きな弱点のない「よくできる子」、つまりは実用系のステーションワゴンですから、こういうのを付けても実は「目立たない」んですよ。
というかタイヤのエアバルブとかそういう些末なところに目が行きにくいクルマなのであります。
でまあ取り付けた後はもうすっかり「かっこ悪いなあ」などという考えは頭から全く消え去り、ひたすら「便利だなー」「面白いなー」的にその実用性を享受してひびすごしていたのです。
がががが。
使っているうちに……正確に言えば三日目に我慢の限界が訪れました。
いえ、当初からわかっていた事で、その当初には「これくらいは利便性に比べたら些末な事だよね」と妥協していたことなのです。
で、その妥協は未来永劫に続くものだと思っておりました。
がががが。
私の岩のような堪え性をもってしても三日目に限界を迎えました。
わかりやすく書くと「堪え性のない私は三日目でもはやちゃぶ台をひっくり返した」のであります。
その「問題」とは?
アクセサリソケット差し込み式のレシーバー圏ディスプレイの位置です。
これはXC60の問題で、アクセサリソケットの位置が腰のあたりにあるんです。
つまり走行中は見えない。見ようとすれば見えるけど、視線移動が大きすぎて危険極まりないので普通の神経の持ち主ならば見ない。
つまり停車時にチェックするしかないんです。
もしくはナビシートのパッセンジャーにみてもらうしか。
でもですよ?
こんなオモチャつけたら、みたいじゃないスか?
しょっちゅう!
なので私は三日目にはこの問題を解決すべく行動に移しました。
そう、レシーバーが見やすい位置に於けるモデルを発注したのです。
もっともそれはその時点では未発売で予約受付のみでした。
そして待ちました。発売日を!
というか、発売日過ぎても届きませんでした。順番に発送ですから。
で、ようやく届いたので、その日に換装です。
ちなみにこの「エアモニX」ですが、私が装着している「エアモニP(と全く同じもの)」とセンサと付属品は基本的には同じもので、レシーバーのみ変更したパッケージのようです。
今回私は出来るだけ早くゲットしたかったのでエアモニXを予約購入しましたが、全く同じ内容のものが1万円近く安く出回ってますので、少々待ってもいいやというひとにはそちらを勧めます。
あ、保証しませんけどね。
違いは日本語のマニュアルがあるかどうか、です。
要するに日本語マニュアルが1万円近くすると考えて差し支えないかと。
で、装着しました。
このレシーバーは充電式という手間のかかる方式のものですが、そこそこ長期間保つという触れ込みなので妥協しました。
その分設置場所はまさにフリーダム。
写真のように小さな台座を両面テープで貼り、そこにレシーバーを載せるだけ。台座とレシーバーはマグネットで固定されますが、左右には自由に曲がります。
なので助手席側から見たい時にはササっと向きを変えられます。
さらに充電しないと行けない時も普通に持ち上げれば取り外しはイージーなのでよく考えられていると思います。
今回は一応暫定的にメーターの軸上にあるダッシュボード上に装着。
見やすさ抜群ですが、実は夜間にウインドウに映り込みまくりますのでちょっと考え中。
輝度が三段階で変えられますので夜間は一番暗くすると映り込みも最小になって妥協の範囲ではありますが、危険因子は少しでも排除するというのが私のモットーなので適当な位置を模索しようと思います。
ということで、エアモニP相当のパッケージが1セット余っちゃいました。
2週間も使ってませんが、送料込み7000円くらいで引き取ってやるぜ、とおっしゃる方はいませんか? 主に私が助かります。(・∀・)
ってことで、TPMSサイコー!(・∀・)