ちゃろー(^_^)
さて、実物さえ見ずにポチったThinkPad E450クン。
箱から出してご対面した時の感想をセキララに綴ることにしましょう。
・見た目はどうか?
高級感はない。とはいえ、安っぽくもない。最近のThinkPadはマット系ブラックで天板はプロテイン塗装っぽいしっとりとした感じで全然悪くはない。それ以外のパネル、ディスプレイのベゼルやパームレスト部分、裏側などは素材そのまま的質実剛健ぶりですが、実は私はこういうの好きなんですよ。高級感あふれるのも好きですけど、こういう道具然とした飾らなさは中途半端に繕っているのよりよほど好感が持てます。
14インチですから13.3インチのDynaBookよりちょっとでっかい。
DynaBookより400gほど重いけど、まあMacBook Proの15インチ運んでたことを考えると断然軽い。要するに時々持ち出すのに問題はなさそう。
結論。これで20万円だったらケナすけど、10万円だと思うと全然オッケー。
・肝心のキーボードはどうか?
日本メーカーのノートPCはやすいやつでも結構レーザープリント使ってたりしますが、E450は見たところ普通のプリントのような気がします。これは私の使い方だとすぐに文字がはげる感じ。
なので使っているうちに使用感が出てしまうのは×かな。あとバックライトもないのは普及モデルなので納得すべき。もちろん妥協できます。
キータッチはオッケーです。欲を言えばもう少しストロークがあるとうれしいのですが、これなら全くもって痛痒なくタイピングができます。ということで、執筆マシンとしてはもはや合格印を押しちゃいます。
・トラックポイントはどうか?
X220からVAIO Zに買い換えた理由を思い出しましたよ。
原因はトラックポイントです。
私のタイピングは超低空飛行で指がキートップを行き来するようで、時々トラックポイントの頭が指に引っかかってたんです。そこで思考が途切れるのが嫌で、確か立て続けに引っかかることがあって「やってられるか!」的に激高し、そのテンションのままVAIO ZのCTOモデルをポチっちゃったんでした。
で、件のTrackPointですが、なんとなくまたちょっと進化してますね。先端が微妙に突き出ていたと記憶している赤いポッチが、E450ではキートップとほぼ同じ高さまで下がっています。たぶん、ですがこれなら引っかからないのではないかと。というか、今のところ引っかかってません。このインプレはE450で書いてますが、オッケーそう。たぶん大丈夫じゃないかな、と。^^;
トラックポイントが動作しないように設定で殺そうと思ったんですが、トラックポイント+センター(クリック)ボタンを使ったスクロールがThinkPadの快適な部分だということを思い出して、デバイスキルはしておりません。
・トラックパッドはどうか?
DynaBookのトラックパッドは発狂するような動きだったんですが、さすがはThinkPadを名乗るPC。今のところユーザーを発狂させるような動きはしていません。様子見ではありますが、Windows系ノートPCのトラックパッドとしては充分な品質ではないかと思います、
クリックについては独立したボタンが3つついていますが、トラックパッド自体も押し込めばクリック対応するパッドでした。もちろん左右とも反応します。
・ディスプレイはどうか?
私のE450はいわゆるフルハイビジョン解像度、つまり1920×1080ってヤツです。このハイビジョンテレビ用を流用したディスプレイに関してはFHDではなくWUXGA(だと記憶)の1920×1200にしてほしいな、という思いはずっと抱いておりますが、テレビ画面流用による低価格化の恩恵は確かにありますので思いっきり妥協できるレベルです。というか、1280×768という解像度のDynaBookから乗り換えると物理的に「広い」ので私としては特に文句はありません。これ以上解像度が上がると文字が見にくくなって各種拡大設定などをやらないとならなくなりますので面倒ですし、13.3インチ~14インチあたりではこのくらいの解像度が限界かな、と思います。
画面はいわゆるノングレアタイプ。さすがビジネスに沿ったThinkPadです。DynaBookがグレアタイプだったので映り込みも少なく非常に快適です。IPS液晶の方がいいに決まってますが、TN液晶からTN液晶への買い換えなので「都落ち」感はゼロ。というかディスプレイは間違いなく今まで使っていたDynaBookより上等に思えます。
計測器ではかったらどうかわかりませんが、中央、四隅等の輝度ムラなど気になりません。まあ、最近のモデルでそういうのが気になるのはあまりないのでしょうけど。
視野角も左右は全く問題ありません。上下はさすがにTNなりですが、記述のようにTNノートからの乗り換えなので全くもってオッケーです。というかノングレアの分、実用的には上下の視野角に余裕があるようになりました。
色はもう、一部の特殊モデルを除いてWindowsノートなんてめちゃくちゃです。めちゃくちゃ、なんていうとたたかれそうですが、MacBookProなんかとは違う次元にあると思った方がいいでしょう。
というか、こんなディスプレイで画像の色味なんかをレタッチしたらアキマヘンよ。
でも、そういうことをやっている人が多いので、SNSなんかに投稿されている写真が色飽和おこしてたり極彩色になってたりするのでしょうね。まあ、本人がいいならいいのでしょうけど、何、この色? という画像が多いのは確かです。
「縮小だけにしましょうよ」と、いらぬお節介を書いてみたり。