今まで(SONYではないですが)直接カメラのエンジニアの人と話したことはあるものの、「座談会」形式のイベントは初めてで楽しみにしていました。
で。
いろんな裏話は聞けたのですが、なにしろSONYのガードは堅く、「守秘義務」なんとやらで何も書けない! (゚Д゚)
なんでRX1だけじゃなくてRX1Rを発売したのtか、とか
RX1(とRも)の製造にはこんなに手間と労力と時間がかかっているんだ、とか
「わかっちゃいるけど、出来てない。すみません」の件とか
私はRX1Rというよりもせっかくの機会なので日頃SONYのデジカメ全体に対してもの申したいと思っている次の3点をユーザーの声として直接作り手(と言ってもRX1R部隊だけですが)に伝えられたのでまあよし、という感じです。
(RX1Rについての細かい事は相当たくさん言っちゃいましたが、細かい事なので)
1)ファイルネームが全部DSCで始まって変更できないのを何とかして欲しい(ちなみにLunarもDSC始まりです。ハッセルブラッドのやる気のなさをひしひしと感じますね(・∀・))
2)録画ボタンを他の機能に割り振れるようにして欲しい
3)いろんなEffectが使えるのはいいけど、RAWと同時保存ができない仕様を何とかして欲しい
これらは他の参加者からも賛同を得られた項目なので、たぶんアンケートなんかでも相当要望はあると思うのですが「担当部署に伝えます」というレベルの反応でした。
(プロからも同様に意見をもらっているという事をポロっと漏らしていましたので、たぶんソフトウェア系の件は参加技術者にはどうしようもない事っぽかったです)
その他「なんでこんな事ができないの?」的な話が色々出たのですが、どうもSONYの技術者は他社のカメラのレンズ描写とかは必死でチェックしていても、実際にカメラとして使い込んでその操作性を身をもってチェックしているような感じには思えませんでした。
他社をハナからバカにしているような所すらうかがえちゃった、みたいに書くと穿った見方かもしれませんが、自分達のカメラの画質やスペックには自信を持っているものの、他社との使い勝手の差みたいなところにはあまり頓着していない様子なのは確かでした。