このところすっかりGRは防湿庫の番人に成り下がり、代わりにTG-3が通勤鞄カメラとしての役目を果たしております。
GRはGRでその圧倒的なセンササイズを武器にした端正な画質には満足しているわけですが、TG-3はGRにはない「遊び」に満ちております。大事なのは「遊び心」ではなく「遊び」、つまり真剣に遊びギアとしての能力が「圧倒的ではないか、我が軍は!」的なわけです。これからの季節はまさにTG-3の為にあるようなものです。
まあ、もっとも私などは水辺とかに全く縁はないわけですが。
飛行機使わずに数時間でハワイに行けるようになったらTG-3引っ提げて週末にでも向かいたいところですが、テクノロジが閉塞していて飛行機しかない現状では「南の島」へもすっかり行く気が失せております。
早く「どこでもドア」を作りやがれ>>鏡純一郎!
どこでもドアの話はおいといて。
TG-3の売りである各種潜望鏡……じゃなくて顕微鏡モードですが、すぐに飽きるだろうなと思っていたわけですが、私の場合はさに非ず、毎日のようにこの昨日の恩恵に浴して……というか遊んでます。
他社も追随すべきですね、これ。
あと、広角端「だけ」はレンズが明るいので、ズームせずに広角カメラとして使うと手振れ補正機能の優秀さもあってかなり「イケ」ます。
まあ、画質については触れませんが、等倍鑑賞云々でガタガタ言わないスナップであれば個人的には別段文句の言いようもありません。IXY Digitalが出たあの「コンパクトデジカメの夜明け」の頃から比べればもうマジで充分だな、という気分です。そう言えば値段も似たようなものですね、初代IXY Digitalとは。
とまあ、そう言うわけで特に話題はないのですが、毎日毎日使ってますが、とっても気に入ってますよん、というお話です。
そうそう、色違いは同居人が通勤鞄カメラとしてGR Digital IVから変更して使っていますが、やっぱりズームがあって、さらに望遠端でもかなり寄れる事、何より顕微鏡モードにご執心で、いろんなものを接写して楽しんでいる模様で、我が家はフーフ揃ってTG-3がお気に入りでございます。
この夏はベルギーにチョコレートとフレンチフライをサカナにビールを飲みに行く予定ですが(おいおい、ワッフルはどうした?)、酔っ払ってビールグラスをひっくり返す予定のテーブル上で、TG-3が活躍するのは間違いなさそうです。