というか、キットレンズの12-40mmとの組み合わせがテーブルフォトに本当にドンピシャ。
なので、最近はRX1Rに変わって、毎日通勤鞄に居座っております。
特にいいなあ、と思うのは、ぼけ具合です。
BOKEHの味とか綺麗さとかではなくて、アウトフォーカスになる具合、という単純な意味あい。
μ4/3のフォーマットサイズなので135版フルフレームのRX1Rと違って大名時焦点距離、同じ絞り値だと相対的に「ボケない」わけですが、むしろそのボケないフォーマットだからこそテーブルフォト程度の距離感ではかえって使いやすいんですよね。
いわゆる普及タイプのコンパクトのような小さなフォーマットだとボケ難すぎるので。
なのでこういう写真はマイクロフォーサーズと大口径レンズ(と言ってもF2.8程度ですが、それでも)の組み合わせが私には丁度いい感じにコントロールできるんです。
12-40mmはそれ以外にも「寄れる」事が特筆にあたいします。
135版換算80mmで撮像面から20cmまで寄れるなんて、ほぼフードに触れるくらいの距離ですからねえ。
まあ、寄りすぎると影ができてアレなんですが。
1)ありがとう、オリンパス、と言いたくなるほど寄れるレンズ
2)全域でF2.8という、明るいレンズ
3)アイリスのコントロールをためらわせない強力な手振れ補正
4)もう少し離れたいけどこれ以上椅子を引けない、というときに背面液晶じゃなくてEVFを使って距離を稼げる一体型ならではの根源的な機能
5)速いAF
ってことで、E-M1と12-40mmのキットだけでちょっとした旅行スナップは完結、みたいな気になります。