(初出:2012/05/09)
Nikon D800E は等倍鑑賞ファンに麻薬みたいなカメラだなあ、とここへ来て自らの意志の弱さを噛みしめる毎日でございます。
等倍鑑賞ファイル生成マッシーンとしてD800Eを見ると、これが結構な魅力を放っておりまして、要するにかなり気に入りました。
カメラとしてみると重厚長大で個人的には「これはない」と言えるレベルで、E-M5の良さをさらに噛みしめる当て馬のような存在に見えます。
でもまあ、相当気に入ったので、こんな事を考えたわけです。
「一点豪華主義はアリじゃないか?」
と。
そうです。
「ちょっといいレンズを一本。そう、一本だけ買ってあげよう」
それはまるでお気に入りの着せ替え人形の為のよそ行きかドレスを選ぶような、そんな精神状態なわけですよ。
で。
大文字だけのニッコールの、35mm f1.4という名前のドレスを着せてあげることにしました。
普段着の35mm f2.0との大きさは一枚目の通り。
でかい、重い、鬱陶しい、と三拍子揃った大口径レンズ。
で、値段の差はどうよ?
的に比較してみました。(500×500pix 等倍切り出し)
先日購入した16-35 F4.0Gというズームの描写性能がどうにもいただけなかったのでそれよりはいいはず、と思っていましたが……。
いや。
開放からして、もうf2.0Dとは別物ですね。
ファインダを覗いただけで見え方が違いますので、やはりそれだけの価値のあるレンズだと思います。
しばらく、D800Eにはこれを付けっぱなしになりそうです。