まだPORTABOOKを使い始めて数時間ですが、既に結論はでております。
「DM200に限らずポメラなど、PORTABOOKの前ではクソである」と。
そんなの誰が考えてもそういう結論になるはずなので必要はないかも知れませんが、敢えて理由を説明しましょう。
(文章執筆マシンとして捉えた場合の)PORTABOOKのアドバンテージとは?
・フルスペックのATOK。
・カスタマイズ性の権化のようなテキストエディタ。
・WiFiに繋がってさえいれば自動的に家や職場のPCとテキストデータの同期が撮れる利便性。
・そのままでメール対応が可能
(同上)DM200のアドバンテージとは?
・辞書の搭載
・いちいちキーボードを折り畳む必要が無い
以上、終わり。
DM200のメリットの一つである辞書機能ですが、使ってみるとわかりますがそもそも使いにくい。電子辞書として使えるかな? なんてちょっとだけスケベ心を抱いておりましたが使いにくさに笑っちゃいました。串刺し検索もできない(マニュアル読んでないけどたぶんできないはず)ようでは存在価値ゼロ。ブラウザで検索した方がよほど便利です。
フルスペックATOKには電子辞書機能ついてますので。
バッテリの保ち?
確かにそれは長時間の執筆をサポートする機能としては重要な項目です。
でも個人的にはPORTABOOKのカタログデータ5時間で充分です。
こうやってテキストを打ちながらバッテリの減り具合をチェックしていますが、たぶん4時間以上使えます。それに何よりPORTABOOKはモバイルバッテリから給電・充電が可能なので5時間というリミットはないも同様です。
スマートフォンやタブレットと一緒に、私は普段からモバイルバッテリを持ち歩いていますし、いざと言う時はそれで賄えます。そもそも平日に外で4時間もテキスト打ったりしませんから充電し忘れていた時に緊急給電するくらいですね。この辺はスマートフォンやタブレットと同じでしょう。
言い換えるならDM200のバッテリの保ちは超オーバースペックなのだと。
もちろんオーバースペックが悪いわけではありませんが、でも、そうですねえ、例えるなら、普段は家人の送り迎えのために駅と家の往復しかしないのに、燃料タンク容量が100リッター以上のクルマが必要か? という話です。100リッター入ろうが200リッター入ろうが、ガソリン入れ忘れてたら同じですからね。
挙げた項目以外のもの、具体的にはキーボードのフィーリングなどはほぼ同等です。
分割式は勘合部分とかの問題があるのでフィーリングはイマイチかもしれないなと思っていましたがPORTABOOKのそれは非常にしっかりしたキーボードで、個人的には最新のDM200よりも打鍵感は好みです。つまりキーボードでもDM200はPORTABOOKに負けている、と。