・iPadはある。Androidのタブレットはある。androidのファブレットもある。Kindle端末もある。なのでついでにWindowsタブレットが一つあってもいいかな、と思った
・現有ノートPCが14インチ1.8kgと重厚長大で、持ち運び用の鞄がある程度制限されるのがちょっと面倒になってきた
・Core i7、独立GPU付きでSSD仕様とけっこうなハイパフォーマンスモデルなのにやっている事は99%がEditorでテキストを打つ作業であるという衝撃の事実を認識した
・改めて調べて見たら、Windowsタブレットは超お買い得な価格である事が判明した
・ワープロでもなく本当にただのテキスト打ちなので、サイズは小さくてもOK
・ただし、あまり小さいと文字が見えにくいのでホドホドがいい
・ワープロとか電子辞書リーダー用途ではないので、アスペクト比もどうでもいい
・LTE対応である必要もない
なんてオツムでつらつらとネットサーフィンをしていたら、これでいいんじゃね? ということで見つけたのがASUSのTransBook。
EEE PCから始まった以前のNetbookなどと比較しても、スペックは飛躍的に高いのに価格は安くて小さく軽いという、時代の変遷を感じる状況になっておりました。
実はAndroidタブレットとかiOSタブレット(というかiPad)で、サクサクサクサクっとテキスト入力が出来る環境がありさえすればいいんだけど(PCと比較すると)まだいろいろ制限があって、私の「ペン」にはまだなりきれない状況なわけです。
なので出先でテキスト入力する時には14インチのノートブックPCを持ち出すわけですが、いやもう、わかっちゃいましたけど「ツーーーーーーーーーーーマッチ」感がハンパじゃないわけでして。
バッテリ保ちますし、ゆったりしたキーボードは快適なタイピングを約束してくれるわけですけど、ポルシェ911で角のコンビニにプリン2個買いに行くような、そんなムダ感が私の貧乏性をチクチク刺激するわけですよ、これが。
なので
「角のコンビニに行くなら、やっぱスズキのジムニーだよね」
という感じ?
つまり
「11インチのMacBook Airのベーシックモデルかな~」
などと考えてしまう私なのですが、今回の私はかなり理性的でして
「いや、角のコンビニだと歩きでしょ、歩き」
そう自分で自分にツッコミが入れられる余裕がありました。
なので「コンテンポラリなEEE PC」ということでAtom仕様のノースピンドルノート、つまりWindows10を搭載したタブレットが最適解であろうと考えた次第。
で、ウェルバランスだと判断したのが、ASUSのTransBook T90CHI。
EEE PCに敬意を表してASUSに、というわけではないのですが、たまたまそういう感じになりました。
奇しくも親友AがWindowsタブレット的なノートPCを購入したそうですが、なんというか目的が正反対なのに同じような時期に同じようなモノを買ってたんだという事実に笑っちゃいました。
◆1ヶ月ほど使ってみて
・パフォーマンスは十二分。これ以上の処理能力は不要
・キーボードはBluetoothで非接触ながら、痛痒感ゼロ。親友Aも引き合いにだした最後のSONY製ノートPCのアレとは雲泥の差。値段は下手すると1/10近くなのに。
・バッテリの保ちは充分。ACアダプタいらず
・もしバッテリが心許なくなったり充電忘れをしていても、なんとUSB給電可能でモバイルバッテリまで使える利便性の高さ。Andoroidタブレットと同じ感覚で使えるのが◎。
・付属キーボードをつけるとクラムシェルノートとして使用できる(私にとってはこれがデフォルトの姿ですが)
・キーボード側にポインティングデバイスがないのは、微妙に不便
・当然タッチパネルなのでポインティングデバイスが必要無いとはいえ、ディスプレイ最下段がタッチしにくいのは日本製では考えられない仕様
・ディスプレイはIPSで発色もよく綺麗。写真鑑賞などしないのでカラーマネジメントとか考える必要も無し
・ちなみにdアニメストアとかYoutubeとかの動画を見ようと思ったら問題無く試聴可能な処理能力の余裕はある(見ないけど)
・筐体は意外に高級感があって値段を聞くと「マジでそんなに安いの?」と思えるレベルだけど、傷が付きやすそう
・WiFiの掴みはかなりいい
・液晶の表面処理がグレアなのが気に入らないけど、まあ仕方ないっすね。タブレットだし。
というわけで「これで充分だった」と思う今日この頃。
2万7千円くらいでこんなPCが手に入るなんて、いい時代ですな。