topeakのリプレイスとして導入されたのは我が国が誇るアウトドア・ブランド、モンベルのウルトラライト・サドルポーチというもの。
話は脱線しますが、地元企業は応援しますぞ、モンベルさん。
機能的だし価格がリーズナブル。質は高いと思います。
ただデザインと色味がちょっとダサ……ごほんごほん……今よりもっと高いところを目指していただけると非常に助かります。
で、このサドルバッグ、わずか50gですよ、50g。
TOPEAKのドライウェッジLサイズの1/5以下です。
つまり、サドルバッグを換えるだけで200g以上の軽量化が果たせた格好です。
バイク本体で200g軽量化するってあーた、めっちゃ大変ですぜ? それがあっと言う間に200g越え。
もう軽量化はやめられまへんな、うぇっへっぇ。
というわけで、
「わっっはっは。これは凄いぜ」などとサドルバッグそのものより、その軽量化に対して大満足し、それをしばらく使用しておりました。
だがしかし。
ある日ふと思ったのです。
「このバッグ(モンベルのウルトラライト サドルポーチのこと)、かっこ悪くね?」
いや、かっこ悪いと言ったらアレかもしれませんが、かっこよくないのは確か。
というか、改めてそう思ったのではなくて、最初からわかってました、このサドルバッグがダサイってこと。
本体だけでもダサいのに、バイクにぶら下げて走っている図のなんともまあ田舎くさくてかっこ悪いこと。
そう思い出すと、デザインだけでなく、別の部分も気になってきました。
「そんでもって、これ、使いにくくね?」
それはTOPEAKのドライウェッジも同様、オルトリーブのサドルバッグLなんかも同じですが、方式が同じなので私としては「見ないこと」にしていたモノだったのです。
一つはサドルへの装着方法。
これに比べると、TOPEAKの場合は脱着はまだ楽ちんでした。ストラップが左右二本に分かれていて、レールの間を通してさっと装着できたんです。
なのでバイクから離れて食事する時にバッグを取り外す、なんてことがあってもそれなりに素早く処理できていたのです。ええ、もちろんアタッチメント方式には敵わないにしても、です。
ですがこのモンベルのウルトラライトサドルポーチときたら……。
ストラップが一本なんですよ。
その一本のストラップをサドルのレールにグルグルと回して、そんでもってきちんと装着できるようにサドルバッグにぐるぐる回してベルクロ留め。
左右が独立しているストラップ方式だと、さっと取り付けた後に個別に張りなおしするなんてことが簡単なんです。
ええ、アタッチメント方式だとそれすら必要無いんですけどね。
二つ目はパッキングというか蓋の締め方が面倒くさいんです。
TOPEAKやオルトリーブ、APIDURAも含め、今まで使ってきたサドルバッグは全て「巻き上げ式」と言うヤツでした。
完璧な防水性を目指すバッグや、あるいは容量可変型を標榜するバッグは巻き上げ式が最適解なのでしょう。
私も「可変」は「正儀」だと考えていたので固定容量ではなくて積極的に可変、つまり巻き上げタイプを選んでいたわけですが、でもこれ、使い続けるうちに徐々に心を蝕んでくるんですよ。
で、ついにキレました。
「いちいちめんどくせー!」
それでもパンク修理系だけを入れておくのであれば、問題が無かったのです。だってパンクをしない限り開ける事はないわけですから。
でもこの頃になるとハンドルバッグもなくトップチューブバッグも外した関係で、補給食とか飴玉はサドルバッグに入れる事になっていました。つまり頻繁に内部にアクセスする様になっていたのです。
デイパックに入れるよりもサドルバッグの方がアクセスしやすいですからね。
ジャージのバックポケット?
いえ、デイパック背負ってますのでジャージのバックポケットとか死んでますから。