Categories: カメラ旅行

★北欧オーロラ撮影の旅 XXIV

(初出:2012/10/16)

フッティルーテン(HURTIGRUTEN)点描

一枚目は最上階のデッキ。三方に広がっています。


ちょっとした広場もあって、明日はそこで名物イベントが開かれる模様。
珍しく? ほのかに夕陽に染まるフィンマルケン号。

二枚目のは絵画が並んでいる様。


フィンマルケン号の内部には結構な数の絵が飾られていて、それを見ているだけでも楽しいです。
昔のフッティルーテンの様子をユーモラスに描いた漫画チックな絵のシリーズが私はお気に入りです。
下の黒いのはいわゆる腰板で、機能的な意味のない飾りがあるのはアールヌーヴォーだから。(・∀・)

三枚目は階段の手すりにある灯り。


ええ、機能は一応有しているのですが、アールヌーヴォーなので。

四枚目はダイニングがある四階の反対側にあるラウンジのあかり。


夕食後の珈琲はここで振る舞われますが、フィンマルケンで最もローライトなエリアです。

五枚目。
フッティルーテンの寄港地が記された銅板。


トロンハイムを中心にパチリ。

六枚目はアールヌーヴォーらしくガラスを使ったテーブルの下側にある「飾り」。


テーブルの天板がガラスなので、その硝子を通して「見せる」ためのデザイン。
さすが、アールヌーヴォー。退廃ですなあ。(・∀・)

七枚目はダイニング。
ここの椅子もかなりいい作り。


というか、フィンマルケンの椅子はどれもこれも「欲しいなあ」と思わせる出来映えと座り心地です。
相当高いと思われます。
知人が松本で大きなアンティークショップをやっているのですが、そこで売られているこの手の椅子の価格を基準に考えると、ここの椅子はどれもこれも一脚10万円は下らないと思われます。一度に注文するので安くしてよ、と言う感じで割り引いてもらって20万円くらいかなあ。
それだけ丁寧に作られているし、ファブリック系も素晴らしい。
長く使える作りで、デザインも秀逸。座り心地もいい、という事で、やっぱり椅子の文化の国なんだな、と感心します。

こういう椅子を見てしまうと、書斎にあるわがアーロンチェアなどガラクタにしか見えませんねえ。
いえ、もう十年以上お世話になっていて、おかげで腰が大丈夫なんですが……。(ごめんよ、アーロン君)

最後のはダイニングの天井の灯り。


ええ、アール・ヌー……(もうええって(・∀・))

 

そしてフッティルーテン(HURTIGRUTEN)三日目の夕食

トロンハイム(TRONDHEIM)観光の後、船は外洋に。
風邪気味だったんですが、帰ってきてから急速に気分が悪くなり、多少熱もでたりして、ほとんどグロッキーでした。
で、貧乏性なので、とりあえず用意された夕食は食べようといつものテーブルについて出てきたのがこのスープ。

ムラサキイガイ……要するにムール貝のスープ。
ベースはコーンクリームスープっぽい色。
とりあえずは一口すすり、ムール貝の身を食べたところで……
「おえ〜〜」
と、気分は最悪に。
まさに今頭を揺すられた吐きそうなくらいグワングワンに……
このムール貝、昼のブッフェに出てた残りでしょ……という文句はさておき、これ以上口に入れたら私のいるテーブル(六人掛けの丸テーブルで、カップルがあと2組いる)が地獄になるだろうと判断。
風邪が悪化したようなので、食事途中で席を立つ非礼を許せ、と断ってから部屋に戻りました。
ええ、同居人には月双必要は無いので食事の感想を後で聞かせろといいのこして部屋に入り……
そのまま前後不覚で眠ってしまいましたとさ。(>_<)

 

Natsumi Amagase

【文書作成の以来、歓迎です】 口は悪いが愛はある? モノ好き(「物好き」ではない)のフツーのサラリーマン。 主にデジタルガジェット、時たま家電ネタが中心です。最近はややもすると自転車ネタに流れる場合も。 お問合せ先:natsumi%mono-ludens.com ※%を@に変えて送付してください

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