ちなみに我がXC60はラゲッジの高さの問題で、さすがにサドルを付けたまま積載できません。なのでサドルは毎回外しております。いきおい、テキトーな管理でシートポストをオシャカにするわけにはいきませんので、トルクレンチを使用して毎回厳密な締め付けトルク管理を行っております。
サドルを付けたまま乗せる事ができるクルマって、いわゆるミニバンとかワンボックスくらいでしょうね。でも、ああいうのを自分で所有するのは100回生まれ変わってもありえないと思われますし、実際二人で手分けして作業するので手間でも何でもなく、これで充分です。
あとは持ち物をチェックしたら、出発なのでございますのですけれど……。
ここで注意しないといけないのは2点。
まずはサイクルボトルです。
恥ずかしながら「うっかりクルマに積んだまま」走り出した、ということがかつて一度だけありました。
もう一つ大事な忘れ物は「準備体操」です。
やらないよりやった方が絶対いいですよ、特に自転車は。
何しろサイクリングって全身運動じゃなくて、一部に負担、それもロングライドになると相当な長時間、一部に負荷がかかり続ける特殊なスポーツですからね。
良く考えてみるとこんなに長時間やり続けるスポーツって、距離にもよるけどサイクリングと登山くらいじゃないスかね?
言い換えると負荷がかかるところが前もってわかっているのでそこを重点的にストレッチをした方がいいと思われます。転ばぬ先の杖ってやつです。
ですが今回、うっかりしていて準備体操を怠りました。それで後になって私は泣きを見るわけですが……。
細々したところでは補機類の準備も出発前に確実に指さし確認を。
まずは前後ライト類をONに。
後方レーダーや心拍計(脈拍計)などのセンサー類をONに。
最後にサイクルコンピュータをONにして、予め作成しておいた今回のルートを選び、ナビを設定するとスタートでございます。
出発は午前7時50分頃でした。